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欧州リポート

男子ECLに5人の日本選手が出場。ステージ2途中経過

 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)は各国でステージ2の試合が進行中。ステージ2は3チームずつが4つのグループに分かれ、ホーム&アウェイで2度対戦する総当たりのリーグ戦で順位を決定。日本からは小西海偉、上田仁、神巧也、村松雄斗、松下竜巳の5人が出場している。10月24日以降の日本選手所属チームの試合の結果は下記のとおり。(10月24日以前の結果はこちら

 

【男子ECL ステージ2】

◆グループA

・第1戦

〈ザールブリュッケン(ドイツ) 3-0 テスラバッテリー・ハビージョフ(チェコ)〉

○E.イオネスク 3-0 ストラザー

○村松 3-1 ヴァレンタ

○マイスナー 3-0 コスタル

 

・第2戦

〈ザールブリュッケン 3-0 テスラバッテリー・ハビージョフ〉

○ヨルジッチ 3-0 ポランスキー

○村松 3-0 ストラザー

○マイスナー 3-2 ヴァレンタ

 

 村松所属のザールブリュッケンはテスラバッテリー・ハビージョフに2連勝。村松も2試合で勝利を収めている。ザールブリュッケンはステージ2の残り2試合で過去に2度ECLを制しているポントワーズ(フランス)と対戦。フレイタス(ポルトガル)、林鐘勲(韓国)らを擁する強豪を相手に、昨シーズン王者の実力を見せられるか。

村松は格下相手にきっちり勝利(写真は2023年かごしま国体)

 

◆グループB

〈ノイ・ウルム(ドイツ) 3-2 ダートム・ボゴリア(ポーランド)〉

 オフチャロフ 2-3 レジンスキー○

○モーレゴード 3-2 ギオニス

 アルナ 1-3 神○

○モーレゴード 3-0 レジンスキー

○オフチャロフ 3-2 ギオニス

 

 神の所属するダートム・ボゴリアは優勝候補のノイ・ウルムと対戦。神がアルナ(ナイジェリア)、若手のレジンスキー(ポーランド)がオフチャロフ(ドイツ)を下し、ギオニス(ギリシャ)も2試合ともフルゲームまで持ち込むなどノイ・ウルムを追い詰めたが、わずかに及ばず。ダートム・ボゴリアは現在グループリーグ1勝1敗となっている。

神はアルナに勝利するもチームは惜敗(写真提供:高樹ミナ)

 

◆グループC

〈ウィーナー・ノイシュタッド(オーストリア) 3-1 デコルグラス・ジャウドヴォ(ポーランド)〉

○上田 3-0 ディヤス

 バン 0-3 グルーツ○

○コジッチ 3-1 小西

○上田 3-1 グルーツ

 

〈ウィーナー・ノイシュタッド 3-1 エンヌボンTT(フランス)〉

○上田 3-0 ギレン

○コジッチ 3-0 松下

 バン 0-3 シドレンコ○

○上田 3-0 松下

 

 グループCでは日本選手所属チーム同士の対戦が続き、その中で上田所属のウィーナー・ノイシュタッドが2連勝。上田は2試合とも2得点をあげ、特にデコルグラス・ジャウドヴォ戦でディヤス(ポーランド)、グルーツ(デンマーク)を破る大活躍。ウィーナー・ノイシュタッドはこれで3勝0敗となり、グループリーグ突破に向けて大きく前進した。

上田の活躍でステージ2突破に大きく前進(写真提供:高樹ミナ)

 

【ヨーロッパカップ女子 ステージ3】

◆ラウンド16

・第1戦

〈CSMコンスタンツァ(ルーマニア) 3-2 ギルバー・ビック(スペイン)〉

○E.ザハリア 3-2 キャリー

 A.ザハリア 1-3 阿部○

○メイロース 3-1 コル

 E.ザハリア 0-3 阿部○

○A.ザハリア 3-2 キャリー

 

・第2戦

〈CSMコンスタンツァ 3-2 ギルバー・ビック〉

 A.ザハリア 0-3 阿部○

○E.ザハリア 3-2 キャリー

○メイロース 3-1 モスコーソ

 E.ザハリア 2-3 阿部○

○A.ザハリア 3-0 キャリー

 

 また、ECLの下に位置づけられる国際大会、ヨーロッパカップでも元デンソーの阿部愛莉がプレー。阿部の所属するギルバー・ビックはステージ2を突破し、準々決勝進出をかけてCSMコンスタンツァと対戦したが、2試合とも2-3で敗れて大会を去った。阿部はCSMコンスタンツァ戦2試合で4戦全勝。ステージ2でも3戦全勝の活躍を見せており、今大会負けなしだった。

初のヨーロッパカップを全勝で終えた阿部(写真は2022年後期日本リーグ)

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