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【PICK UP】唐橋卓球『メタリックボールケースⅡ』/シックに煌めく 新感覚ボールケース

<卓球王国2024年2月号より>

シックに煌めく新感覚ボールケース

 一見、卓球のボールケースと思えない、高級感あふれるシックなデザイン。

 この『メタリックボールケース』は、4年前に発売されて好評だったアイテムのリバイバル商品。卓球用品専門の卸問屋を営む「唐橋卓球」によるオリジナル商品であり、前作も4色展開だったが、今回はよりシックな4色をセレクトしての展開となる。

 ボールケースは各社から発売されているが、ポップなデザインのものが多い。しかし、この『メタリックボールケース』では、かっこよさとエレガントさに徹底的にこだわっ

 素材はアルミニウム合金。上蓋(うわぶた)部は光沢(こうたく)加工、本体は研磨処理で、全体がツートンデザインとなっている。上蓋下部にはダイヤカット(ダイヤの刃物で削り、金属の光沢感を出す加工)が施されて、アクセントになっている。

 また上蓋の内側にはリブ加工(数本の溝)を入れ、蓋が緩(ゆる)すぎずキツすぎず、開閉を滑(なめ)らかにしている。この加工には最もコストがかかったという。

 さらに唐橋卓球によると、「ボールを入れるとすーっと吸い込まれる感覚があります。一度ボールを入れると病(や)みつきになります」とのこと。病みつきとは大げさではないか?

 試しに編集部員4名がボールを入れてみたところ、4名ともが「お!?」と声を上げた。ボールがコトンと落ちるのではなく、すーっと入っていく感覚は確かに新鮮で、筆者は意味もなく何回もボールを出し入れしてしまった

 これは、ケースの内径をボールサイズの40㎜から隙間(すきま)がほんの僅(わず)かになるように設計してあるため、空気圧によって生じる感覚。中でカタカタと音が鳴ることもなく、ここにも作りの精巧さやこだわりがうかがえる。

 『メタリックボールケース』は、卓球の勝敗に影響する用具ではないが、高級感あふれる見た目で、確実に気分を上げてくれるアイテム。試合や練習のお供として愛用してもらいたい、オススメの一品だ。

上から見たケース内。ボールとの隙間がないくらいのピッタリサイズ

 

上蓋下部の「ダイヤカット加工」

 

上蓋内部に薄く見える溝が「リブ加工」

唐橋卓球

メタリックボールケース

ボールケース ●1,650(税込)

サイズ:43×125 (40㎜ボール3個収納)

重量:62g 素材:アルミニウム合金

カラー:ブラック・ブルー・ゴールド・レッド

唐橋卓球㈱ 卸部 0424804311

https://www.karahashi.com/

唐橋卓球取引店のみの限定販売

 

photo >> Yoshinori Eto

text >> Hiromoto Takabe