4月22〜27日にかけて、チュニジア・チュニスでWTTコンテンダー チュニスが開催。日本からも多くの選手が参戦し、女子シングルスでは日本勢が4強を独占した中、張本美和(木下グループ)が準決勝で大藤沙月(ミキハウス)に3-0、決勝では、長﨑美柚(木下グループ)・横井咲桜(ミキハウス)との強打者対決を制して勝ち上がった早田ひな(日本生命)に4-1で勝利。早田に対しては、2023全農CUP大阪大会の決勝に続き2度目の勝利を収め、見事に栄冠を手にした。
〈女子シングルス〉
優勝:張本美和 (木下グループ)
準優勝:早田ひな (日本生命)
3位:大藤沙月、横井咲桜 (ミキハウス)
ベスト8:長﨑美柚(木下グループ)
敗戦が続いていた早田にリベンジし、見事優勝した張本
日本女子の強打者を連破して準優勝の早田
張本は木原美悠との女子ダブルスでも、フルゲームにもつれる接戦を2度制し、決勝でアジアチャンピオンペアの大藤/横井を下して優勝。松島輝空(木下グループ)との混合ダブルスでも決勝に進出し、惜しくもシャー/チタレ(インド)に敗れたが、二冠に輝く活躍を見せた。
〈女子ダブルス〉
優勝:張本美和(木下グループ)/木原美悠
準優勝:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)
3位:楊惠澤/祝啓慧、丁怡婕/胡一(ともに中国)
左から優勝の木原/張本、準優勝の横井/大藤
また、男子シングルスでは篠塚大登(愛知工業大)が準々決勝でレジンスキ(ポーランド)をフルゲームで退けて4強入り。準決勝では、優勝したF.ルブラン(フランス)から唯一ゲームを奪うなど、奮闘した。また、松島輝空(木下グループ)は準々決勝で左腕のK.カールソン(スウェーデン)の前陣でのカウンターに苦しみ、ストレートで敗れた。
〈男子シングルス〉
優勝:F.ルブラン(フランス)
準優勝:リンド(デンマーク)
3位:篠塚大登(愛知工業大)、K.カールソン(スウェーデン)
ベスト8:松島輝空(木下グループ)
男子シングルス優勝:F.ルブラン
日本男子唯一のベスト4進出と、奮闘した篠塚大登
なお、各種目の入賞者は下記のとおり
〈男子ダブルス〉
優勝:ドゥダ/ベルテルスマイヤー(ドイツ)
準優勝:李和宸/伍毅菲(中国)
3位:エル-ベイアリ/アブデラジズ(エジプト)、シャー/タッカー(インド)
優勝:ドゥダ(右)/ベルテルスマイヤー
〈混合ダブルス〉
優勝:シャー/チタレ(インド)
準優勝:松島輝空/張本美和(木下グループ)
3位:エシッド/ゴーダ(チュニジア/エジプト)、テオドロ/G.タカハシ(ブラジル)
左から優勝のシャー/チタレ、準優勝の張本/松島
写真提供:WTT
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