<卓球王国2026年3月号より>
皆さんは、ラケットに貼ったラバーを、ハサミできれいに切ることができるだろうか? おそらく「苦手です」「自信はない」「いつもショップの店員さんにお願いしている」……という人が大半ではないかと思われる。
そんな難しい「ラバー切り」をとても簡単にしてくれる救世主が、2025年11月に現れた。茨城県つくば市のスタートアップ企業「QLOP」が開発した『QLOP Rubber Cutter 2Q刃』だ。同年末にはそのOEM版(委託生産品)として、VICTASから『ラバーカッター カスタムセット』がリリースされるに至った。
手のひらにすっぽり収まり、心地良くフィットする小さな流線型のボディに、切れ味鋭い特別仕様の刃が装備されている、この『ラバーカッター』。
本体をラケットのブレード側面に沿わせ、ローラーをラバーの上で転がすように移動させると……アラ不思議! 無理に力を入れずとも、スルスルと簡単にラバーが切れていくのだ。
まるで、ピーラーで野菜の皮を剥く時のようなスムーズさに感動を覚えながらラケット面を1周させると、「これ、プロに切ってもらったでしょ?」と言われるくらいに断面が美しく仕上がる。刃の露出部分は最小限の幅に抑えてあるため(写真参照)、作業中にケガをする心配もほとんどなく安全だ。
『カスタムセット』は、専用ケースに『ラバーカッター』本体、刃を保護するベルト式のカバー、3枚の替刃が入ったもの。1枚の刃で最大30枚のラバーをカットできるため、本体に組み込み済みの刃を含めると、1セットで約120枚ものラバーを切れる計算になる。
個人で所有してもいいし、チームにひとつあれば、部員みんなのラバーを美しく切ることができて、とても便利だ。
ハサミでラバーを切るなんて、もう古い。そんな時代が来たのかもしれない。

ラケットのブレード側面に本体のくぼみを押し当て、ラバー上でローラーを転がすことで驚くほど簡単に、きれいにラバーが切れる。一度体験すると病(や)みつき!

VICTASロゴ入りの専用ケース
●¥10,120(税込)
●本体サイズ:100×55×25㎜
●素材:本体/POM樹脂 刃/特殊ステンレス鋼
●セット内容:本体+保護カバー+替刃セット(3枚)+専用ケース
●対応ラバー厚:〜4㎜(シート+スポンジ)
●㈱VICTAS:03・5639・9811
https://www.victas.com
photo >> Yoshinori Eto
text >> Yuki Ogawa
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