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1月10日から南アフリカで開催されていたWTTコンテンダー ダーバン。昨日（15日）に全日程が終了し、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの計5種目で優勝者が決定。男子シングルスでカルデラノ（上写真／ブラジル）が優勝し、その他4種目で中国選手が頂点に立った。
男子シングルスでは、木下マイスター東京からTリーグに参戦しているカルデラノ（ブラジル）が決勝で、アルナ（ナイジェリア）やゴーズィ（フランス）らを退けて勝ち進んできたツムデンコ（ウクライナ）をストレートで破り、見事優勝を決めた。中国の若手も多数出場していたが、林詩棟の準々決勝進出が最高成績と男子シングルスではあまり振るわず。
男子シングルス優勝のカルデラノ（ブラジル）
一方女子シングルスでは、第1シードのミッテルハムやシャン・シャオナ（ともにドイツ）らを凌いで中国勢が勝ち進み、決勝は銭天一と范思琦（ともに中国）の同士討ちとなった。決勝では、好ラリーが続出したが、最後は後半で粘り強さを発揮した銭天一に軍配が上がった。
女子シングルス優勝の銭天一（中国）
男子ダブルスでは、中国から出場した3組すべてが準決勝へと勝ち進み、決勝は林詩棟／陳垣宇と徐海東／徐瑛彬の同士討ちとなった。最後は、世界ユース優勝ペアの林詩棟／陳垣宇が安定した強さで頂点に輝いた。
男子ダブルス優勝の林詩棟（右）／陳垣宇
女子ダブルスでは、準決勝でルッツ／バラゾバ（フランス／スロバキア）の国際ペアを破り、決勝の同士討ちを制した蒯曼／張瑞（中国）が栄冠。銭天一／石洵瑶（中国）との決勝では、両者一歩も譲らない展開が続いたが、第3ゲームを意地で奪った蒯曼／張瑞が、第4ゲームも逃げ切り、見事優勝を果たした。
女子ダブルス優勝の蒯曼（手前）／張瑞（中国）ペア
混合ダブルスでも決勝は中国勢の同士討ちとなったが、世界ユース優勝ペアの林詩棟（左）／蒯曼ペアが息のあった戦いぶりで優勝。林詩棟と蒯曼はそれぞれ男子ダブルスと女子ダブルスの優勝と合わせて2冠達成となった
写真提供：WTT
☆WTTコンテンダー ダーバン大会記録
※日本選手の出場はなし
〈男子シングルス〉
●準々決勝
カルデラノ（ブラジル） 7、-4、7、-6、7 林詩棟（中国）
シェルベリ（スウェーデン） 6、8、-7、6 フランチスカ（ドイツ）
ツムデンコ（ウクライナ） 8、7、3 アルナ（ナイジェリア）
ゴーズィ（フランス） -8、3、-5、8、9 チウ・ダン（ドイツ）
●準決勝
カルデラノ 7、-10、6、5 シェルベリ
ツムデンコ 8、7、-8、9 ゴーズィ
●決勝
カルデラノ 4、5、2、8 ツムデンコ
〈女子シングルス〉
●準々決勝
張瑞（中国） 8、4、0 ミッテルハム（ドイツ）
范思琦（中国） 9、-4、8、8 劉煒珊（中国）
簡彤娟（チャイニーズタイペイ） -8、8、-9、5、11 メシュレフ（エジプト）
銭天一（中国） 9、9、9 シャン・シャオナ（ドイツ）
●準決勝
范思琦 -7、5、4、7 張瑞
銭天一 7、2、-9、4 簡彤娟
●決勝
銭天一 7、-12、6、8、10 范思琦
〈男子ダブルス〉
●準決勝
徐海東／徐瑛彬（中国） 8、13、7 ドリンコール／ジャービス（イングランド）
林詩棟／陳垣宇（中国） -6、5、5、8 薛飛／梁儼苧（中国）
●決勝
林詩棟／陳垣宇 8、9、-8、5 徐海東／徐瑛彬
〈女子ダブルス〉
●準決勝
張瑞／蒯曼（中国） 9、8、-8、7 ルッツ／バラゾバ（フランス／スロバキア）
銭天一／石洵瑶（中国） 6、-7、8、10 バヨル／ヴィンター（ポーランド／ドイツ）
●決勝
張瑞／蒯曼 7、-10、11、8 銭天一／石洵瑶
〈混合ダブルス〉
●準決勝
薛飛／銭天一（中国） 6、4、-10、5 F.ルブラン／パヴァデ（フランス）
林詩棟／蒯曼（中国） 7、-3、8、5 フランチスカ／シャン・シャオナ（ドイツ）
●決勝
林詩棟／蒯曼 7、-6、6、7 薛飛／銭天一
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