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欧州リポート

男子ECL準決勝第1戦はノイ・ウルムとザールブリュッケンが先勝

 ヨーロッパNo.1クラブを決定するヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)はプレーオフ準決勝第1戦が開催された。試合の結果は下記の通り。

 

【男子準決勝第1戦】※最終ゲームはジュースなしの6点先取制

〈ザールブリュッケン(ドイツ) 3-1 ミュールハウゼン(ドイツ)〉

○ヨルジッチ -11、6、10、-8、6-4 O.イオネスク

○フランチスカ 5、7、9 Da.ハベソーン

 ニュイティンク -4、9、-6、-5 メンゲル○

○フランチスカ -9、8、10、3 O.イオネスク

 

〈ノイ・ウルム(ドイツ) 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)〉

○張本 8、-7、1、8 チウ・ダン

 オフチャロフ -5、-10、-9 シェルベリ○

○モーレゴード 8、-7、-7、5、6-0 ボル

 張本 7、-8、-8、6、4-6 シェルベリ○

○オフチャロフ 6、-11、8、8 チウ・ダン

 

 ベスト4をドイツ・ブンデスリーガ勢が独占する結果となった男子。昨シーズン王者のボルシア・デュッセルドルフはノイ・ウルムと対戦。1月に行われたドイツカップ決勝ではノイ・ウルムがボルシア・デュッセルドルフをストレートで撃破しており、注目の一戦となったが、5番までもつれた末にノイ・ウルムに軍配。ボルシア・デュッセルドルフはホームで開催される第2戦で勝利し、逆転での決勝進出を狙う。

 ザールブリュッケンとミュールハウゼンはフランチスカ(ドイツ)の2得点でザールブリュッケンが先勝。ザールブリュッケンは2シーズン連続で準優勝に終わっており、悲願のECLタイトル獲得を目指す。準決勝第2戦は2月19日に開催される。

張本はチウ・ダンを下し、勝利に貢献(写真は2023年全日本選手権)

 

【女子準決勝第1戦】

〈タルノブジェク(ポーランド) 3-0 UCAMカルタヘナ(スペイン)〉

○ヤン・シャオシン 3、5、8 シャオ・マリア

○ユ・フ -6、11、5、10 エルデリー

○サマラ 9、-4、8、-6、6-2 マダラシュ

 

〈リンツ・フロシュベルク(オーストリア) 3-2 メスTT(フランス)〉

 S.サウェータブット 9、7、-8、-5、4-6 ディアコヌ○

○ポルカノバ 7、5、-10、-8、6-4 タイラコワ

 プロホロワ -13、-8、-7 シャスラン○

○ポルカノバ 5、5、6 ディアコヌ

○S.サウェータブット 4、-9、3、8 タイラコワ

 

 女子は昨シーズン準優勝のベルリン・イーストサイド(ドイツ)がメスTTに敗れ、準々決勝で敗退。連覇を狙うタルノブジェク、昨シーズンベスト4のリンツ・フロシュベルクという上位常連と、メスTTとUCAMカルタヘナ、フレッシュな2チームの対戦となった。

 女王・タルノブジェクはストレートで勝利と実力を見せる中、リンツ・フロシュベルクとメスTTはラストまでもつれる接戦。リンツ・フロシュベルクは1番でS.サウェータブット(タイ)がゲームカウント2-0から逆転負けを喫するスタートとなったが、ポルカノバ(オーストリア)が2得点とエースの働きを見せてチームを救った。

 タルノブジェクとUCAMカルタヘナの準決勝第2戦は2月23日、リンツ・フロシュベルクとメスTTの第2戦は2月19日に行われる。

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