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欧州リポート

男子ECLはザールブリュッケンが逆転で初優勝! 4時間越えの大熱戦を制して欧州の頂点に

 2022-2023シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)男子は決勝第2戦が行われ、第1戦で敗れていたザールブリュッケンが劇的な逆転で初優勝。試合の結果は下記の通り。(写真提供:ETTU)

 

【ヨーロッパチャンピオンズリーグ男子】

◆決勝第2戦 ※最終ゲームはジュースなしの6点先取

〈ザールブリュッケン(ドイツ) 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ〉

 ヨルジッチ 9、-9、-7、-7 チウ・ダン○

○フランチスカ -8、-9、7、8、6-5 シェルベリ

 神 -6、-9、-9 シュトゥンパー○

○フランチスカ 9、8、-8、-10、6-5 チウ・ダン

○ヨルジッチ 9、6、-6、11 シェルベリ

 

◆ゴールデンマッチ ※1ゲーム先取

〈ザールブリュッケン 2-1 ボルシア・デュッセルドルフ〉

 神 -7 チウ・ダン○

○フランチスカ 6 シェルベリ

○ヨルジッチ 9 シュトゥンパー

 

 第1戦はボルシア・デュッセルドルフが3-2で勝利し、3連覇に王手をかけて迎えた第2戦。ザールブリュッケンは3番までを終えて1-2とリードを許すも、フランチスカ(ドイツ)、ヨルジッチ(スロベニア)のツインエースが意地を見せて逆転。3-2で勝利したことで得失マッチ数でボルシア・デュッセルドルフと並び、優勝の行方は3選手が1ゲームで勝敗を争うゴールデンマッチに委ねられた。

 ゴールデンマッチの1番はチウ・ダン(ドイツ)が神巧也を破って先勝するも、再びザールブリュッケンのツインエースが躍動。フランチスカがシェルベリ(スウェーデン)に勝利してタイに戻すと、最後はヨルジッチが9点でシュトゥンパー(ドイツ)を振り切ってチームに初のECLタイトルをもたらした。

 昨シーズン、一昨シーズンと準優勝で王座にあと一歩届かずにいたザールブリュッケン。第2戦がスタートしたのが19時、そこから試合がラストまでもつれて決着、ゴールデンマッチは23時から開始という長い夜の先に歓喜の瞬間が待っていた。

 3連覇を狙ったボルシア・デュッセルドルフはボル(ドイツ)を欠く中、シュトゥンパーが第1・2戦ともに勝利と奮闘。しかし、シェルベリが第1・2戦、ゴールデンマッチで5戦全敗とまさかの大ブレーキで準優勝に終わった。

 ザールブリュッケンとボルシア・デュッセルドルフはドイツ・ブンデスリーガでもすでにプレーオフ進出を決めており、決勝で再び合間見える可能性も高い。ザールブリュッケンが覇権を奪い取るのか、王者が意地を見せるのか、こちらも注目だ。

初優勝に沸くザールブリュッケン。神は勝利ならずも優勝メンバーの1人に

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