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全日本選手権2021

老練な13歳、全く危なげない松島輝空のプレー

●ジュニア男子3回戦
松島輝空 5、3、4 原愛生斗(福島東稜高)

初戦のプレッシャーなど、どこ吹く風。13歳の松島輝空の初陣は、ほぼ完璧と言っていい内容だった。コートでの立ち居振る舞いには、ふてぶてしささえ感じさせた松島。相手の体勢を瞬時に見極め、相手の嫌がるコース、打ちにくいコースに両ハンドで力みなくボールを運んでいく。3ゲームとも序盤で大量リードを奪い、そのリードを保って「老練」と言いたくなるほど巧みな試合運びを披露した。まだまだ強さの底が見えない。

台上からチャンスを作り、放つ強打にも威力が増している

●ジュニア男子3回戦の主な結果
吉山僚一(愛工大名電高) 7、3、2 高柳陽斗(樹徳高)
伊藤礼博(安田学園高) 5、−7、7、−8、6 加藤渉(作新学院高)
谷本凌(育英高) −3、8、5、−9、8 道廣晴貴(希望が丘高)
田原翔太(明豊高) 6、−8、3、−8、6 今泉蓮(野田学園高)
坂井雄飛(愛工大名電中) −9、14、10、7 浅見勇志(石田卓球クラブ)
谷垣佑真(愛工大名電高) 4、7、6 中川泰雅(安田学園高)
前出陸杜(高田高) 4、−9、2、6 櫻井倭(鶴岡東高)
篠塚大登(愛工大名電高) 6、1、4 藤本喬大(育英高)
三木隼(野田学園中) 7、13、4 吉山和希(愛工大名電中)

4回戦に進出したペンドライブ型・前出陸杜

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