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Tリーグ

九州アスティーダ、記念すべき初勝利。ニッペMの連勝ストップ

写真提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ

●9月20日 大分県杵築市文化体育館

●2021−2022 ノジマTリーグ女子
〈九州アスティーダ 3ー2 日本ペイントマレッツ〉
橋本帆乃香/出澤杏佳 7、ー7、ー11 フォン ティエンウェイ/シャン シャオナ○
面田采巳 ー3、ー3、ー9 加藤美優○
○橋本帆乃香 ー3、1、10、2 南波侑里香
○横井咲桜 8、10、ー6、9 シャン シャオナ
○横井咲桜 8 加藤美優

 

9月20日に行われたノジマTリーグ女子、今季から参戦の九州アスティーダが日本ペイントマレッツに0ー2から逆転勝利。マレッツの開幕からの連勝は「3」でストップした。

無観客開催となったこの試合、序盤に試合の流れをつかんだのはマレッツ。38歳のシャン シャオナと35歳のフォン ティエンウェイによる百戦錬磨のベテランペアで、橋本/出澤ペアに逆転勝ち。続く2番では、加藤が緩急自在の両ハンドで面田の豪打を受け止め、ラリー戦での安定性で上回って完勝する。昨季までは出場機会が限られていた加藤だが、今季はリーグトップの5勝目を挙げる活躍で、チームをグイグイ引っ張っている。

しかし、九州アスティーダは3番でカットの橋本が、南波の粘り強いカット打ちをしっかりしのいで勝利。4番ではインターハイ3冠の横井がバックドライブの連打を武器に、シャン シャオナの鉄壁のバックショートを攻略する。バックサイドを切る厳しいコースに対しても、「居合抜き」のように威力あるバックドライブを振り抜けるのが横井の強みだ。

5番のビクトリーマッチは横井対加藤。バック対バックの激しいラリーを繰り広げ、横井の5ー1、6ー3のスタートダッシュから加藤が6ー7、7ー8と逆転。しかし、ここから横井が3点連取で10ー8とマッチポイントを握り、最後は加藤の3球目フォア強打がミスとなって熱戦に決着。九州アスティーダが記念すべきTリーグ初勝利を挙げた。

 

ビクトリーマッチでの勝利に満面の笑顔を見せる横井

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