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ファースト卓球部、全日本実業団前の合同練習に潜入。出場選手、濱野監督のコメント掲載

東京都江戸川区に本社を置く株式会社ファースト。濱野浩社長が学生時代に卓球に打ち込んだことが縁で、「選手の居場所を作ってあげたい」という思いでトップ選手の所属先として受け入れ、「全日本実業団選手権での優勝」をチームの目標に掲げて活動している。ファーストは全日本選手権(団体の部)では、2023年の初優勝から3連覇中だが、全日本実業団では昨年と一昨年で2位と優勝に届いていない。

卓球王国では、全日本実業団を前にして7月中旬に『ファースト卓球スクール有明』で行われたファースト千葉とファースト神奈川の2チームによる合同練習に潜入。出場選手と濱野監督に全日本実業団に向けての意気込みを聞いた。

 

ファースト卓球部のキャプテンを務める松平健太

 

今期からファーストに加入した田中佑汰。チームの新エースとして単複での活躍を期待されている

 

合同練習では元日本代表、現日本代表が多く参加。厳しく集中した中にも社会人チームたしくリラックスしたムードもあった。

 

【ファースト(千葉)】

松平健太 キャプテン

「あと一本。その一本が、ファーストの悲願の全日本実業団優勝を阻んできました。2年連続で準優勝と、あと一歩届かない悔しさを味わっていますが、今年は5人全員が力を発揮できれば優勝できると信じています。今年こそ悲願を達成したいです。

準決勝、決勝でダブルスを落としているので、やはりダブルスが優勝への鍵になると思います。シングルスのみの全日本団体では3連覇できていますし、その違いはダブルスにあると感じています。

今年は田中佑汰が加入し、チーム力はさらに上がりました。彼は上位チームのエースとも相性がいい選手ですし、相手からすると嫌な存在になると思います。小林広夢とのダブルスにも期待しています。

また、メンバーが5人になったことでオーダーの幅も広がると感じています。ぼく自身もどの場面で起用されるのかわかりませんが、任された試合では必ず勝つことが自分の役割です。実業団は2日間で5試合とハードなので、コンディションを整えながら、出場した試合ではしっかり結果を残し、チームの優勝に貢献したいと思います」

 

高木和卓

「全日本実業団選手権は毎年優勝を目標に戦っていますが、あと一歩届かない状況が続いています。ぼく自身もファーストに入ってから3位、2位、2位と悔しい結果が続いているので、今年こそ優勝したいという思いは強いです。

勝負を分けるのは最後の1本だと思っています。追いつかれることもあれば、逆転できることもあるので、1球1球を丁寧に、最後まで気を抜かず戦いたいです。今年で38歳になりますが、実業団の日程であれば体力的に問題なく十分戦えますし、自分の役割を果たしたいと思っています。

田中佑汰が加入したことでチームの戦力はさらに厚くなり、オーダーの幅も広がりました。相手にとっても対策しづらいチームになると思います。

ぼくはチーム最年長ですが、まとめ役というより、自分が出る試合で結果を出すことが役目です。団体戦は誰かひとりでは勝てません。ぼくが勝ってもチームが負けることもあれば、ぼくが負けてもチームが勝つこともある。全員で3点を取りにいく気持ちで、今年こそ悲願の日本一をつかみ取りたいです」

 

神巧也

「全日本実業団選手権では、あと一歩のところで優勝を逃す悔しい思いを何度も味わってきました。それでも、全日本団体では3連覇できていますし、戦力を見ても優勝する力は十分あると思っています。今年は田中佑汰が入ってくれたことでチーム力が上がりました。今年こそ悲願の優勝をつかみたいですね。

チームの強みは、ダブルスの組み合わせやオーダーの幅が広がったことです。右左のバランスも良く、ぼくらベテラン勢の経験もあるので、相手に合わせた戦い方ができると思います。

ぼくは33歳になり、若手も増えてきたのでチームでは中堅の立場になりました。団体戦はチームの雰囲気も大切なので、プレーだけでなく、持ち前の明るさでムードを盛り上げることも自分の役割だと思っています。

また、ぼく自身としては全日本団体では結果を残せていますが、実業団ではまだ十分にチームへ貢献できているとは思っていません。今大会ではどの場面で起用されても任された役割を果たし、自分の試合は必ず勝つつもりで臨みます。

今年は練習もしっかり積めていますし、コンディションも悪くありません。あとはけがなく大会を迎えて、自分たちの力を出し切るだけ。優勝して、濱野社長に一番喜んでもらえる大会にしたいですね」

 

小林広夢

「全日本実業団選手権は、ファーストにとって一年で一番大きな目標の大会です。昨年は準優勝でしたが、準決勝や決勝ではダブルスの仕上がりの差を痛感しました。今年はWTTなど国際大会を経験し、自分自身も成長できていると思うので、限られた練習時間の中でしっかり準備して臨みたいです。

実業団はダブルスがチームの勝敗を左右する大会です。自分の一番の強みはダブルスだと思っていますし、そこで1点取れるかどうかでチームの勝率は大きく変わります。今年もまずはダブルスでしっかり役割を果たしたいです。

新加入の田中佑汰さんは頼もしい存在です。ダブルスの練習時間は限られますが、コミュニケーションを大切にしながら、お互いに1本でも多く返す気持ちで戦いたいと思っています。

昨年初めて全日本実業団を経験し、ダブルスの難しさを改めて感じました。日本リーグの選手たちとの経験差はありますが、それを覆す結果を出したいです。今年は昨年以上に成長した姿を見せ、任された試合で責任を果たし、チームの悲願の優勝に貢献したいと思います」

 

田中佑汰

「ファーストに加入して初めて迎える全日本実業団選手権ですが、チームが一番の目標にしている大会だと聞いていますし、自分も期待されている役割を果たしたいと思っています。そのためにも、しっかり準備をして大会に臨みたいです。

今年は海外遠征が増え、WTTとの両立になりますが、以前から取り組んできたことでもありますし、少しずつ慣れてきています。大きな不安はありません。今回初めてチーム全員で練習しましたが、雰囲気も良く、とても質の高い練習ができました。

チームはベテランと若手のバランスが良く、ぼくと小林広夢が勢いをつくることが大切だと思っています。若手らしく元気よくプレーして、チームに勢いをもたらしたいです。

これまで全日本実業団ではダブルスが勝敗を左右してきたと聞いています。ぼくもダブルスでの起用を想定して準備を進めていますし、広夢とはWTTでペアを組むなど経験を積んできました。期待されている分、その期待に応えられるプレーを見せたいです。

団体戦ならではのファースト社員とファンの方々による大応援団の前でプレーできることを楽しみにしています。ガッツポーズで会場を盛り上げられるようなプレーを見せたいですし、皆さんの応援が力になるので、一緒に優勝をつかみ取りたいと思います」

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