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インターハイ2024

男子学校対抗決勝は愛工大名電vs.遊学館に。選抜王者の出雲北陵は遊学館との激戦に散る

 女子に続き、男子学校対抗も準決勝が終了。明日(7日)の決勝に進む2チームが決定した。

 

●男子学校対抗準決勝

〈愛工大名電(愛知) 3-0  静岡学園(静岡)〉

○杉浦 9、6、9 増田

○菅沼 3、10、13 倉知

○坂井/面田 12、-8、7、7 平山/福光

7連覇を狙う愛工大名電は静岡学園にストレートで勝利。1番で今大会学校対抗初出場の杉浦が、2番で菅沼がともにストレートで勝利して一気に決勝進出へ王手をかける。3番の坂井/面田は要所で競り合う場面こそあったものの、冷静な試合運びを見せてチームの決勝進出を決めた。

静岡学園は敗れはしたものの、昨日の行われた3回戦で選抜準Vの希望が丘、4回戦で野田学園に勝利して3年ぶりのベスト4。今大会では大きな存在感を示した。

今大会団体戦初出場となった杉浦。気迫のこもったプレーで勝利をあげた

坂井/面田のダブルスが試合を締めて愛工大名電は決勝進出を決めた

静岡学園は福光(左)/平山のツインエースがチームを引っ張った

 

〈遊学館(石川) 3-1 出雲北陵(島根)〉

○鈴木 -12、8、10、-9、6 小野
薜 -4、8、10、-5、-11 大村○
○鈴木/坂田 9、-10、9、8 小野/黒田
○北口 11、-7、6、-8、2 黒田

春の選抜準決勝と同カードとなった出雲北陵と遊学館の一戦。選抜では出雲北陵がストレートで勝利していたが、今大会では遊学館がリベンジを果たした。

エース対決となった1番では、遊学館の鈴木が豪打で出雲北陵の小野をフルゲームで下すが、2番は出雲北陵の大村が遊学館の薜に競り勝って1-1に。3番のダブルスは遊学館の鈴木/坂田がパワーボールを連発して小野/黒田を押し切ると、4番ではここまで全勝中の遊学館・北口が黒田との打撃戦を制してフルゲームで勝利。7年ぶりの決勝進出を決めた。

1番でエース対決を制した鈴木

4番で勝利してチームの決勝進出を決めた北口

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