卓球王国 2025年2月20日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

今野啓氏、ITTFの審判「ゴールドバッジ」に昇格。日本で初めて

2月、宮城県の今野啓氏がITTF(国際卓球連盟)の国際審判員として、日本人初の「ゴールドバッジ」に昇格した。

2017年に「ブルーバッジ」に昇格した今野氏は、「ゴールド」はITTF審判員のレベル4(ブルーバッジ)として2年以上の活動を経て、過去3年間にITTFの上級ルール試験(ARE)に合格しなければならない。また、レフェリーチームによるパフォーマンス評価を過去2年間に3回以上受け、その合計の平均が85%以上であることが条件だ。英語力やITTFWTTのイベントでの審判としてのパフォーマンス、審判長や他の審判員とのコミュニケーションも評価対象となる。

現在、この「ゴールドバッジ」を持つ審判は世界に27人しかいない。今野氏の「ゴールドバッジ」は、日本の卓球界で審判を行う人々にとって大きな励みとなるだろう。