4月4日、準々決勝8試合が行われた『ITTF男女ワールドカップ』(3月30日〜4月5日)。前半の4試合に続いて行われた後半の準々決勝4試合も、前半のセッション1に続き各試合ともに熱戦が繰り広げられた。
日本勢では橋本帆乃香が登場し、王曼昱(中国)と対戦。1ゲーム目を橋本、2・3ゲーム目を王曼昱、4ゲーム目を橋本が取る展開で2-2となったが、そこから王曼昱が2ゲームを連取。橋本は持ち前の守備力に加え、ラケットを反転しての前陣カウンターブロックを多用するなど、これまでの対戦とは違う展開を何度も作ったが、最後は王が攻撃力で押し切り、橋本は2-4で惜しくも敗戦。これで、今大会の日本女子は全員がトーナメントから姿を消すこととなった。
女子のもう1試合は、韓国の申裕斌が陳幸同(中国)に4-1で完勝。4ゲーム目を11-0で奪うなど、ほぼ一方的な展開で勝ち切った。申裕斌の状態の良さとともに、陳幸同の元気のなさが目立った試合内容だった。
また、男子準々決勝では、優勝候補の本命・王楚欽(中国)がヨルジッチ(スロベニア)に大苦戦。ヨルジッチの繰り出す独特のバックハンドサービスと両ハンドカウンターに手こずり、1-3とゲームをリードされると、5ゲーム目も6-9まで追い詰められる大ピンチ。しかし、王楚欽はそこから地力を発揮してこのゲームを逆転。その後のゲームも競り合いながら、4-3で勝利して最終日に駒を進めた。
男子のもう1試合は前回王者のカルデラノ(ブラジル)がA.ルブラン(フランス)を完封。ここ最近は振るわない印象のカルデラノだったが、2連覇も視野に入る位置まで上がってきた。
男女の準決勝、決勝は最終日の5日に行われる。
●準々決勝の結果(4日/セッション2)
【男子】
王楚欽(中国) 4(11-4, 9-11, 7-11, 9-11, 12-10, 11-6, 11-8)3 ヨルジッチ(スロベニア)
カルデラノ(ブラジル) 4(11-8, 11-7, 11-9, 11-8)0 A. ルブラン(フランス)
【女子】
申裕斌(韓国) 4(11-8, 9-11, 12-10, 11-0, 11-9)1 陳幸同(中国)
王曼昱(中国) 4(8-11, 11-8, 13-11, 8-11, 11-5, 11-9)2 橋本帆乃香
●準決勝(5日)の組み合わせ 開始予定時刻は日本時間
【男子】
松島輝空 vs.林昀儒(チャイニーズタイペイ) 13時半〜
王楚欽(中国)vs. カルデラノ(ブラジル) 14時15分〜
【女子】
孫穎莎(中国)vs. ヴィンター(ドイツ) 12時〜
申裕斌(韓国)vs. 王曼昱(中国) 12時45分〜
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