東京アートで長年活躍し、日本代表として世界選手権に4度出場の実績を持つ高木和卓が、4月7日付けで株式会社ファースト(東京都江戸川区/代表取締役:浜野浩)と所属契約を締結した。高木和は東京アート卓球部の休部後は千代田クラブ所属として今年1月の全日本選手権に出場。今年度からはファーストのゼッケンを付けてプレーすることになった。
株式会社ファースト本社で行われた調印式で高木和は次のように決意を語った。
「東京アートの休部が決まってから途方に暮れる日々もあったのですが、浜野社長からいろいろと声をかけていただき、ぼくが再び卓球を頑張れる場所をいただいたことに感謝しています。
ファーストは強いチームなので、まずは全日本実業団での上位ならび優勝を目指し、それが叶えば全日本総合団体の出場権利も得ることができるので、この2つの大会で優勝を目指して、チームのみんなで向かっていきたいと思っています。
個人戦では自分としては全日本での表彰台を狙っています。自分も年齢が上がってきて、これからあと何年できるのかわかりませんが、精一杯悔いのないようにやっていきたいと思います」
浜野浩社長のコメント。
「卓君は東京アートの休部が決定してからコミュニケーションを取り始めました。卓君は、まだまだ自分は選手としてやれるという熱い思いを伝えてきて、その思いが私に伝わり、今回の契約合意につながりました。
卓君には当社の目標でもある全日本実業団の戦力として優勝を目指してもらうことと、ファースト卓球スクールでの指導やイベントを通じて、ともに卓球界を盛り上げられれば幸いだと思っています。
実業団にはキャプテンの岸川聖也、松平健太、大矢英俊、神巧也、町飛鳥、高木和卓の選手6名と監督の私で優勝を目指していきます」
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