<卓球王国2022年11月号より>
これまでも「おっ!」と思わせるオリジナルアイテムを次々に生み出してきた首都圏の大手卓球専門店・国際卓球。またまた、ツウを唸らせるようなアイテムをリリースした。
この『デニムフルケース』は国産デニムのメッカ・岡山県に本社を置く、1969年創業の老舗ジーンズブランド「BOBSON」とのコラボで誕生したラケットケース。デニムの生地だけでなく、ファスナー、ステッチ、リベット(鋲/びょう)まで、すべてBOBSONのジーンズに実際に使われているものを使用した、正真正銘「ジーンズをラケットケースにした」アイテムなのだ。
店舗でもお客さんから評判だと語る国際卓球高田馬場本店・神健介さんに、『デニムフルケース』について話をうかがった。
「バッグなどの小物の案もあったのですが、愛好家の方にとってポピュラーで、常に持ち歩くアイテムであるラケットケースを作ろうということになりました。BOBSONさんのジーンズへの豊富な知識、現代のトレンドなども取り入れたデザインのラケットケースになっています」(神さん)
素材には一般的なデニムよりも生地の目が粗く、独特の風合いと高級感を醸し出す「セルビッチデニム」を使用。長く使い込む中で色落ちやムラ感が生まれ、経年変化による「味」を楽しむのにもピッタリの素材になっている。
デニムの基本カラーである『インディゴ』、軽く洗いをかけたような色合いの『ワンウォッシュ』、塗料を吹きかけたようなデザインの『ブリーチ』と、3種類をラインナップ。中でも『ブリーチ』は2つとして同じ柄がない、まさに「1点モノ」だ。
価格は税込11000円とラケットケースとしては高価だが、使い込むほどに愛着が深まっていくこと間違いなし。『デニムフルケース』で他のラケットケースにはない、「育てる楽しみ」を味わってみてはいかがだろうか。
●BOBSON製 ●¥11,000(税込)
●カラー:ブリーチ・インディゴ・ワンウォッシュ
●サイズ:約L31×H21×W6㎝ ●素材:デニム生地
●ラケット1本入用
●国際卓球㈱ 03・3205・1601
※国際卓球各店舗および国際卓球WEBのみでの販売
photo >> Yoshinori Eto
text >> Takazumi Asano
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