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インターハイ2021

女子学校対抗、初出場の中野西が古豪・武蔵野を破り、初勝利をあげる!!

女子学校対抗1回戦、初出場の中野西(長野)は名門・武蔵野(東京)と対戦。武蔵野は平成15年インターハイ女子学校対抗の優勝をはじめ、数々の入賞を果たしている名門校だ。

 

試合は武蔵野が1、2番のシングルスを先制し、強さを見せる。しかし、3番のダブルスで中野西の塚田・北村が1点を返すと、4番でフォア裏、バック粒高のシェーク異質攻撃の塚田がカットの杉田を前後に揺さぶり、ストレートで勝ち。中野西が2−2に追いつく。

中野西は北村/塚田のダブルスから反撃開始

 

ラストに登場した1年の飯沼(中野西)は手島(武蔵野)にバックサービスからの両ハンド攻撃に0−2と追い込まれたが、3ゲーム目を奪うとしなやかなフォアドライブが入りだす。対する手島は負けられないというプレッシャーからかプレーが硬くなってしまう。最後までフォアドライブを振り続けた飯沼が逆転勝ちし、中野西が初出場、初勝利を手にした。

ラストは飯沼が締めて、初戦突破

 

「めちゃくちゃうれしいです。0−2スタートだったので、ダブルスを取って後半にまわっていい試合になってくれてばいいなと思っていましたが、ラストで1年生の飯沼ががんばってくれました。飯沼は3ゲーム目を取れたことで落ち着きを取り戻して、そこからは力を抜いてプレーしてくれたので良かったです。選手全員ががんばってくれました」と中野西の佐藤監督。

ベンチでアドバイスを送る佐藤監督

 

中野西は単複で2得点をあげたエースの塚田も飯沼と同じ1年生。2回戦では和洋国府台(千葉)に敗れたが、来年も楽しみなチームだ。

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