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インターハイ2021

男子学校対抗2回戦、野田学園が実践学園の挑戦を跳ね除ける

男子学校対抗2回戦、第2シードの野田学園(山口)と関東チャンピオンの実践学園(東京)が激突した。

野田学園は1番に三木、2番に芝と左利きの選手を起用。対する実践学園は柳澤を1番、高橋を2番に使う。三木と柳澤の試合は、三木のサービスを柳澤がストップでピタリと止めて攻撃を防ぎ、2−1とリードを奪う。途中から三木が柳澤の堅実なプレーに慣れてきて、フットワークを使ってフォアドライブで押すようになり、逆転勝ち。野田学園が先制した。

先制点をあげた1年生の三木

 

2番の芝と高橋は2回戦とは思えないようなレベルの高い試合になった。台上で決着がつかずに中陣での大きな打ち合いになることが多かったが、高橋が目の覚めるような強烈なバックドライブを放つなど、ゲームオールで芝を下した。

 

全日本ジュニア8強の高橋が意地を見せる

 

3番のダブルスは徳田・芝(野田学園)が動きの良さで上回り、剣持・高橋を3−0で破ると、4番で徳田が原(実践学園)を下し、野田学園が3回戦進出を決めた。4番と同時進行で隣のコートで行われていた5番の今泉(野田学園)と剣持の試合は剣持が先に2ゲームを取っていただけに、実践学園としては1番の競り合いを取っていれば……と悔やんだのではないだろうか。

最後を締めた徳田

野田学園はエースの徳田を後半に置いたことで試合に余裕が生まれていた。前半で1対1になっても動揺はなく、徳田が3番、4番でピシャリと締めた。

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