インターハイは競技2日目を迎え、まずは朝9時から女子学校対抗の3回戦がスタートし、ベスト8が出揃った。
【女子学校対抗3回戦】
四天王寺(大阪) 3-0 進徳女子(広島)
明誠(島根) 3-1 明豊(大分)
愛み大瑞穂(愛知) 3-0 希望が丘(福岡)
就実(岡山) 3-1 福井商業(福井)
明徳義塾(高知) 3-0 山陽学園(岡山)
遊学館(石川) 3-1 横浜隼人(神奈川)
リベルテ(大阪) 3-2 聖和学園(宮城)
桜丘(愛知) 3-2 和洋国府台(千葉)
8連覇を目指す四天王寺は1番で横井が大西にフルゲームまで追い込まれたが最後は振り切って勝利。2番の面田、ダブルスは快勝で準々決勝進出を決めた。
選抜準優勝の桜丘は関東王者の和洋国府台と対戦。ダブルスを奪い、2-1とリードした桜丘だったが、4番で木田がフルゲームで敗戦。しかし最後はカットの小林が勝利をあげてベスト8へ駒を進めた。島根輝治監督が「みんな気心の知れた良いチーム」と語った和洋国府台だったが、惜しくもベスト8を逃した。
「あそこまでやれて良しとするか、もっとできたんじゃないかとするべきか、葛藤しています。関東チャンピオンという意識はなくて、インターハイではそんなことを考えずに、向かっていこうと話していた。選抜ではベスト16で就実に負けて、そこそこの試合はできているけど、今回も16の壁を破れなかった。でも、選抜の時よりは幾分か成長した試合ができたんじゃないかと思う」(和洋国府台・島根監督)
選抜ベスト8の聖和学園はリベルテに2-3で敗戦。その中でも中学までリベルテのメンバーとともにジュニアアシストアカデミーで腕を磨いた聖和学園の1年生・阿久根が単複2勝の活躍。インターハイでは初のベスト8進出はならなかった聖和学園だが、岡崎千恵美監督は「チームとしては内容の良い試合だった」と選手を讃えた。
「キーになったのはダブルス。リベルテさんと当たると決まってからこのダブルスで行こうと決めて練習してきました。自分たちのプレーはできたので、それは良かった。昨日の試合はみんな緊張していたけど(樹徳に3-2で勝利)、今日は思い切ってやろうと朝から話して臨みました。結果的には負けたけど、チームとしては内容の良い試合ができたんじゃないかと思います。
2-3で負けたということは、残りの1点をどうやって取るかがポイントになるので、そこを課題に選抜まで頑張っていきたいです。選抜では前回ベスト8だったのでそれ以上の成績を残したいし、個人戦でのランキング入りも目指したいですね」(聖和学園・岡崎監督)
昨日は札幌大谷、正智深谷に3-2で勝利して3回戦に進んだ愛み大瑞穂は希望が丘をストレートで下して準々決勝進出。1年生の今枝が相手エースの伊藤を退けると、ダブルスもゲームカウント0-2からの逆転と、勢いはさらに増している。これまでもインターハイ学校対抗では劇的な勝利を重ねており、夏の愛み大瑞穂は強い。準決勝は就実と対戦する。
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