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男子単はメンゲルが2大会連続V、何卓佳は3冠達成 WTTフィーダー デュッセルドルフⅢ

11月27日から12月1日にかけて、ドイツ・デュッセルドルフで開催されたWTTフィーダー デュッセルドルフⅢ。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で頂点が争われ、男子シングルスでは、先週、自身初の男子シングルスタイトルを獲得したばかりの35歳のベテラン・メンゲルが決勝で劉丁碩(中国)を3-1で退け、地元ドイツでうれしい2大会連続Vを成し遂げた。

〈男子シングルス〉
優勝:メンゲル(ドイツ)
準優勝:劉丁碩(中国)
3位:篠塚大登(愛知工業大)、周愷(中国)

男子シングルス優勝のメンゲル(ドイツ)

一方女子シングルスは、決勝でシャン・シャオナ(ドイツ)をフルゲームの大激戦の末退けた何卓佳(中国)が栄冠。何卓佳は、王添芸(中国)との女子ダブルス、周愷(中国)との混合ダブルスでも頂点に立ち、見事3冠に輝いた。

〈女子シングルス〉
優勝:何卓佳(中国)
準優勝:シャン・シャオナ(ドイツ)
3位:石洵瑶(中国)、ヴィンター(ドイツ)

女子シングルス優勝の何卓佳(中国/写真:WTTコンテンダー ザグレブより)

また日本からは、男子7選手が同大会に出場。男子シングルスでは、篠塚大登(愛知工業大)が初戦でボボチカ(イタリア)との激戦を制すと2回戦でフランチスカ(ドイツ)をストレートで撃破。続く3回戦では吉村真晴(TEAM MAHARU)との同士討ちを制し3位入賞を果たした。準決勝では、劉丁碩にゲームカウント0-2から2-2に追い上げる粘り強さを見せたが、あと一歩及ばず。

その他、田中佑汰(個人)、吉村真晴がベスト16、英田理志(HRマネージメント)は2回戦敗退。また、見事予選を突破した木造勇人(関西卓球アカデミー)は初戦で曾蓓勛(中国)に敗れ、1回戦敗退となった。

男子シングルスで3位入賞の篠塚大登

また、各種目入賞者は下記のとおり

〈男子ダブルス〉
優勝:ワルサー/メイスナー(ドイツ)
準優勝:于子洋/周愷(中国)
3位:劉丁碩/曹魏(中国)、何鈞傑/姚鈞濤(香港)

 

〈女子ダブルス〉
優勝:何卓佳/王添芸(中国)
準優勝:バラゾバ/マテロバ(スロバキア/チェコ)
3位:李恩惠/金河英(韓国)、呉洋晨/斉菲(中国)

〈混合ダブルス〉
優勝:周愷/何卓佳(中国)
準優勝:メイスナー/ワン・ユエン(ドイツ)
3位:チウ・ダン/ミッテルハム(ドイツ)、エチェキ/マダラス(ハンガリー)

写真提供:WTT

 

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