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岩渕幸洋が推薦枠でパリパラ出場権を獲得。パラリンピック3大会連続出場

8月28日〜9月8日に開催される「パリ2024パラリンピック 卓球競技」。6月13日、ITTF(国際卓球連盟)がバイパルタイト枠(推薦枠)を発表し、岩渕幸洋(協和キリン)が選出された。

リオ、東京に続いてパラリンピック3大会連続出場を狙っていた岩渕幸洋(クラス9/立位)。23年10月「杭州2022アジアパラ競技大会」で準優勝、24年5月「ITTFパラリンピック世界予選大会2024」ではベスト4で、両大会では優勝によるパリパラ出場権を惜しくも逃していた。また24年4月の世界ランキング(WR)は11位で、WR枠での選出にも一歩及ばず、補欠としてリストされていた。

今回の発表で、岩渕はシングルスとともに、友野有理と組む混合ダブルスの出場も内定となった。なお、7月4日の日本パラリンピック協会の選手団発表をもって、他の選手も含めて正式に代表選手となる。

●岩渕のコメント
「出場の機会を得ることができて本当にうれしいです。世界予選大会で自力で出場権をとってパリにつなげることが大切だと思っていたので、そこで勝てずに正直苦しい状態でした。しかしその後もバイパルタイト枠発表まで頑張っていこうと練習を続けてきました。また気持ちを切り替えてパリに臨みたいと思います」

ジャパンパラオープンでは準優勝だった岩渕。東京パラでは日本選手団の旗手を務めた

●パリ2024パラリンピック卓球競技 日本代表推薦選手(現時点)
七野一輝(株式会社オカムラ)クラス4車いす/4月WR枠
齊藤元希(株式会社プランテック)クラス4車いす/世界予選大会優勝
八木克勝(株式会社電通デジタル)クラス7立位/アジアパラ競技大会優勝)
岩渕幸洋(協和キリン)クラス9立位/バイパルタイト推薦枠
舟山真弘(早稲田大学)クラス10立位/4月WR枠
竹守彪(TOMAX)クラス11知的/世界予選大会優勝
友野有理(株式会社タマディック)クラス8立位/4月WR枠
和田なつき(株式会社内田洋行)クラス11知的/アジアパラ競技大会優勝
古川佳奈美(えん・コミュニケーションズ)クラス11知的/4月WR枠

ダブルス内定ペア
男子車いす(MW8)七野一輝・齊藤元希
男子立位(MS18)八木克勝・舟山真弘
混合立位(XS17)岩渕幸洋・友野有理

★ITTF パリ2024パラリンピックのページ

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