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【パリパラ】七野一輝・舟山真弘・友野有理・古川佳奈美が世界ランキング枠で代表内定

4月2日にITTF(国際卓球連盟)は、世界ランキング枠(2024年4月1日発表)による「パリ2024パラリンピック」代表内定選手を発表した。

日本勢では、七野一輝(上写真:C4/車いす)、舟山真弘(C10/立位)、友野有理(C8/立位)、古川佳奈美(C11/知的)の4名が、世界ランキング枠での代表内定選手として、今回新たに選出された。

初のパラリンピック代表内定となった日本男子のホープ・舟山真弘(C10/立位)

東京2020パラリンピックに続く選出となった友野有理(C8/立位)

東京2020パラリンピックに続く選出となった古川佳奈美(C11/知的)(写真:ITTF)

2023年10月に開催された「杭州2022アジアパラ競技大会」で、アジア大陸王者として八木克勝(C7)、和田なつき(C11)の2名が、既にパリパラ代表内定となっていたが(関連記事はこちら)、今回の発表とあわせて、現時点で日本選手合計6名がパリパラ代表内定選手となっている。

なお今回、世界ランキング枠の補欠選手(Alternate players for World Ranking slots)として、岩渕幸洋(C9)、竹守彪(C11)、中村望(C10)、山口美也(C11)の4名が発表されている。

今後は、5月23〜25日にタイで開催される「パリパラリンピック予選(世界最終予選会)」の各クラス優勝者、ダブルス枠、バイパルタイト推薦枠により、代表内定選手が選ばれる。そして最終的に、日本パラリンピック委員会の承認を経て代表選手となる。

初のパラリンピック代表内定となった七野一輝(写真は2023年3月「ITTF リニャーノマスターパラオープン2023」時)

●七野一輝選手コメント
2022年に立位から車椅子に転向し、一時はパリパラリンピックという目標を断念せざるを得ないような状況でしたが、今回このような形で出場権を獲得することができ、大変嬉しく思っています。応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。
今後は本戦に向け、ベストなパフォーマンスを発揮できるよう、練習に励みたいと思いますので、今後とも応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

※詳細は「ITTF Para Table Tennis」ページ内の4月2日発表記事
「List of qualifiers by class and by NPC (updated 2 April 2024).」を参照

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