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チェコパラオープンでパリパラ代表の七野一輝と友野有理が優勝

6月20〜22日にチェコ・オストラヴァで「2024ITTFチェコパラオープン」が開催。日本選手は17名参加し、七野一輝(クラス4/車いす)と友野有理(クラス8/立位)というパリパラリンピック代表内定の2選手がシングルスで優勝。そしてパリパラ混合ダブルスの出場権を獲得している岩渕幸洋・友野有理が混合ダブルスXD17で準優勝するなど、日本勢は合計7個のメダルを獲得した。

七野一輝は、パリパラでもペアを組む齊藤元希との男子ダブルス(MD8)でもベスト8に入った(写真提供:七野選手)

混合ダブルスXD17で準優勝を果たした岩渕幸洋・友野有理(写真提供:友野選手)

また、23年11月の全日本パラ選手権・クラス1で優勝した四海吏登と、同大会・クラス10で3位に入った高校1年の三浦稟々の2選手が、今大会が国際大会デビューとなった。四海は元プロ・ウェイクボーダーで、16歳時に大怪我を追い、23年春から本格的に車いす卓球を開始し、わずか半年で国内大会で頂点に立ったという期待の19歳(関連記事はこちら)。両者はシングルスでは予選リーグで勝利をあげられなかったが、四海は細谷直生とのダブルス(MD4)で準決勝に進出。松尾実浩・宇野正則ペアとの日本勢対決に敗れたが、3位入賞となった。四海と三浦は今後の活躍に期待がかかる。

全日本パラで鮮烈デビューした四海吏登

23年全日本パラでは中学3年にしてクラス10で3位入賞を果たした三浦稟々

●日本選手 シングルス入賞者
クラス4 優勝:七野一輝
クラス9 3位:岩渕幸洋
クラス8 優勝:友野有理
クラス11 3位:山本美貴子

●日本選手 ダブルス入賞者
男子ダブルスMD4 準優勝:松尾実浩・宇野正則、3位・細谷直生・四海吏登
混合ダブルスXD17 準優勝:岩渕幸洋・友野有理

2024 ITTF Czech Para Open: Results

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