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仲村渠功

南米競技会

4年に一度開催されるODESUR(オーデスール)がチリ・サンチャゴ市で開催中です。卓球競技は3月11日~16日迄。大会2日目の12日男子団体決勝でアルゼンチンがブラジルに3対1で勝ち優勝しました。過去何回となく勝ちそうで勝てなかった相手だけに優勝の瞬間は観客を感動させました。準決勝ではチリに3対0で勝利。

男子同様4年間指導してきた気になるアルゼンチン女子チームは、準々決勝でチリに3対2の激戦で破れました。日本で修行したアグスティーナ・岩佐が5番ラスト・セットオール11-8の惜敗でした。女子決勝はブラジルがチリに3対0で楽勝し順当な結果でした。後半の個人戦に入りましたが南米大会も熱い戦いが続きます。

この大会には中米のパナマがコロンビアからの独立国として参加出来るらしいとのことで、パナマ駐在時代の教え子(現卓球連盟会長)もオリンピック委員会メンバーに同行し、予想外の再会が出来ました。スリナム共和国が南米大会卓球種目に参加している事を初めて知りました。

日本では3月11日は東日本災害の3周年を迎え、現地では大統領の就任式が行われました

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