ツッツキなどの下回転のボールに対して、どれだけ「質の高い」ボールが打てるか。それはペンホルダーの選手にとって、ひとつの生命線と言っても過言ではない。安定重視で入れるだけのボールを打っていたら、シェークの選手に対して先手が取れず、両ハンド攻撃に振り回されて後手に回ってしまうだろう。
「ペンドラの星」松下大星が、シェークに勝てる超攻撃的な両ハンド攻撃の秘密を語る『ペンは強し』。第2回のテーマは、対下回転の両面ドライブ。
「裏面を振れても、ペンの最大の武器であるフォアハンドが弱くなってしまったら意味がないですよ」と言い切る松下の、フォアドライブのスイングはパワフルだ。途中から裏面にラバーを貼った選手にありがちな「重すぎてヘッドが下がる」という現象についても、考えていることを語ってもらった。
そして対下回転の裏面ドライブは、シェークのバックドライブに負けない当たりの厚さを出す、「丸く振る」スイングラインについて詳細に紹介している。日本のペンホルダーも、ここまで力強い裏面ドライブが打てる時代が来た。「対ツッツキの裏面ドライブは、持ち上げるのが精一杯」という方、威力アップのカギ、差し上げます(柳澤)。
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