JICA・ボランティア活動のシニア海外ボランティアは40才から69才が対象で、一次試験の応募時に健康診断書と会社での職歴並びに要請国の活動案件に対する経歴(卓球では指導歴、競技歴等の経歴)をセットで評価します。
JICAが国民の税金を使って要請国にシニア及びジュニア(39才以下)のボランティアを派遣するに当たっては、健康な身体と要請内容に適応する人材でなければなりません。1次、2次試験を合格し任地でボランティア活動を行いますが、同時に健康管理も重要な課題です。この健康診断一時帰国では、多くの検査項目をクリアーしなければなりません。
高齢者が多いシニアにとっては、ボランティア活動の派遣期間中に健康チェックを実施するJICAの仕組みは大変有り難いと感じています。長い間の生活習慣、違った国での食生活、ストレスや体調不良でボランティア活動が上手く出来なければ、ボランティア本人は勿論の事、派遣元のJICA更には要請国に迷惑が掛かる事から、日頃の健康管理がいかに大切かが思い知らされます。
今回も健康診断の合否判定が出るまでの間は心配でした。食事制限や健康管理の結果がどうであったかの判定が下されるわけです。幸いにも合格判定を受け再赴任しましたが、日本滞在中は日頃応援して頂いている関係者との交流で、またたく間に滞在期間が過ぎてしまいました。
残りの期間を健全な心身で活動できる判定を受け、今度は現地に対する満足度に邁進したいと思います。
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