レギュラーシーズン全22節のうち、第19節までが終了したドイツ・ブンデスリーガ。来シーズン1部で戦うためのライセンス申請が締め切られ、ノイ・ウルムを除く11チームが申請を提出したとリーグHPで発表した。
ノイ・ウルムはモーレゴード(スウェーデン)、林昀儒(チャイニーズタイペイ)との契約をめぐるトラブルでリーグから制裁を課されており、その影響によるものと見られる。ちなみに、自身のSNS上で制裁についてボルシア・デュッセルドルフの代表とリーグの監査委員会議長を兼任するプラウゼを批判するコメントを残したオフチャロフ(ドイツ)だったが、2月下旬に謝罪し、和解したと報じられている。
2018-2019シーズンから下部リーグを経ずにワイルドカードという特例で1部に参戦したノイ・ウルムは今季、張本智和、オフチャロフ、モーレゴード、林昀儒と一気に契約を結ぶ超・大型補強を敢行してドイツカップを初制覇。しかし、こちらも初優勝を狙ったヨーロッパチャンピオンズリーグでは準決勝でボルシア・デュッセルドルフに敗戦。ロシアの若手3選手を中心に戦っているブンデスリーガでは下位に低迷している。プレーオフ進出は厳しい状況で4シーズンで一度もプレーオフに進むことなくブンデスリーガを去ることになりそうだ。
本来は1部下位2チームと2部上位2チームが入れ替えとなるが、2部でライセンス申請を行ったチームがなかったため、今季は昇格・降格はなく、順調にいけば来シーズンは11チームでシーズンを戦うこととなる。すでに村松雄斗がザールブリュッケンへ移籍することが決定しているが、来季に向けて次第に移籍情報も届いてくるだろう。
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