本日3月20日発売の卓球王国2023年5月号のグッズ特集では、「HOT ITEMS!」として『グレイザー』(参考記事はこちら)とともに『サイバーシェイプ』を取り上げている。
2021年の年末から22年の年始にかけて卓球界の話題をさらった『サイバーシェイプ カーボン』。画期的な六角形ブレードは多くの卓球用具マニアの心をくすぐったが、木材5枚合板バージョンである『サイバーシェイプ ウッド』(写真左)が、ラインナップに仲間入りした。
「『カーボン』は結構弾む。より中級者にも使いやすい『サイバーシェイプ』を」という声は当初から聞かれており、今回の『ウッド』の発売は、いわば想定内。しかしスティガの革新は止まらない。
『サイバーシェイプ カーボン』と『ウッド』の2モデルに、それぞれ「CWT」というシステムを採用したモデルが、今春お目見えとなる。「CWT」はCustum Weight Technologyの略、つまりラケット重量をカスタムできる技術というわけだ。
これはグリップエンドに「おもり」を着脱できるシステムで、おもりの重量は3g・6g・9gから選べる。これが磁石で固定され、専用パーツを使えば簡単に着脱、付替えができるという仕組みだ。
5月号「サイバーな革新。」ページでは、『サイバーシェイプ ウッド』と「CWT」について美麗な写真で製品を細部まで紹介するととともに、スティガ・スウェーデン本社プロダクトマネージャーであるヴィストロム氏、スティガジャパン早川徹代表のインタビュー、そして編集部試打コメントを掲載している。
形状の斬新さ、その形状による独自の使用感、ブレード自体の完成度の高さ、そしてCWTというありそうでなかった重量カスタム技術。斬新な魅力にあふれながら、伝統的でシックなデザイン性を兼ね備えた、サイバーな革新。卓球用具の進化は、まだまだ止まらない。
★サイバーシェイプ カーボンCWT(スティガ ウェブサイト)
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