7月13日から神奈川・横浜武道館で行われていたインカレが本日終了。愛知工業大が男女でアベック優勝を飾った。
【男子決勝】
〈愛知工業大 3-0 明治大〉
○篠塚 4、12、-6、-7、4 宇田
○鈴木 6、6、9 宮川
○篠塚/谷垣 -8、9、-6、7、7 宇田/松田
男子決勝は昨年と同様、愛知工業大と明治大の対戦。愛知工業大が昨年のリベンジを果たした。
1番は篠塚大登(愛知工業大)と宇田幸矢(明治大)のエース対決。試合序盤は篠塚がうまく得点を重ねると、2ゲームを先取。しかし、宇田も持ち前のパワーを発揮し、2ゲームを奪い返してフルゲームに。追いついた宇田がやや有利かと思われたが、ここで崩れないのが篠塚の強さ。宇田のパワーボールをうまく捌きながら、ラリーで優位に立ち勝利をおさめた。
2番に出場したのはルーキーの鈴木颯(愛知工業大)。対する明治大は今大会絶好調の宮川を起用。フォアがうまく、ラリー戦に強い両選手だが、序盤から主導権を握ったのは鈴木。大きなラリーで打ち勝つと、随所で目が覚めるようなスピードボールを繰り出し、宮川をストレートで破った。
3番は篠塚/谷垣佑真(愛知工業大)と宇田/松田歩真(明治大)の対決。篠塚/谷垣は一撃の破壊力がある宇田/松田からうまく得点を奪えずゲームカウント1-2とリードされる。しかし、中学時代から同じチームで腕を磨いてきた篠塚/谷垣が抜群のコンビネーションを発揮。篠塚のラリー能力の高さと谷垣の一撃性がうまく噛み合い試合の流れを引き寄せると、逆転で勝利してチームの優勝を決めた。
●森本監督コメント
「どこの大学と対戦しても紙一重だという話は選手としていたので、自分たちがチャレンジャーだという気持ちを持って試合に入っていました。明治大には去年の決勝で敗れていたので、今年はリベンジして優勝旗を取り返す思い出インカレに臨んだ。本当に優勝できてよかったです」
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