卓球王国 2026年3月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
トピックス

ITTFが「ダブルス・ワールドカップ」新設を発表。2027年開催、ロス五輪への“王道”が完成

ロサンゼルス五輪の全種目が「ワールドカップ」に集結

 

国際卓球連盟(ITTF)は、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目による新大会「ITTFダブルス・ワールドカップ」を2027年に創設することを発表した。2028年ロサンゼルス五輪(LA28)でのダブルス種目本格復帰を見据えた、歴史的な新大会の誕生となる。

今回の新設により、LA28で実施される全種目に対応するワールドカップの舞台が完成する。
 

シングルス: ITTF男女ワールドカップ
団体: ITTF混合団体ワールドカップ
ダブルス: ITTFダブルス・ワールドカップ(新設)

 
LA28では、2004年アテネ五輪以来となる男女ダブルスの五輪復帰が決定しており、今回のワールドカップ新設は世界トップペアにとって最重要のステップ、そして五輪への重要な予選ルートとなる。

「ダブルスがオリンピックに復帰します。ITTFダブルス・ワールドカップはその瞬間に向けた私たちの決意の表れであり、世界最高のプレーヤーたちにふさわしい舞台を与え、ロサンゼルスへの道筋を築くものです。創設100周年という記念すべき年に、私たちは卓球の100年を祝うだけでなく、次の100年を築き上げているのです」 ― ペトラ・ソーリング(ITTF会長兼IOC委員)

近年、ダブルス種目はかつてない盛り上がりを見せている。2025年の世界選手権では、男子ダブルスで戸上隼輔・篠塚大登ペアが日本勢として64年ぶりとなる世界一の快挙を達成。2026年にはフランスのルブラン兄弟が世界ランク1位に登り詰めるなど、勢力図は激変している。

ITTFのペトラ・ソーリング会長は「世界最高のダブルスプレーヤーたちにふさわしい舞台を与え、ロサンゼルスへの道筋を築くもの」とコメント。連盟創設100周年の節目に、卓球の次の100年を見据えた大きな一歩を強調した。

大会の開催地や競技フォーマットなどの詳細は、今後順次発表される予定だ。

 

●上写真:2025年世界選手権男子ダブルス優勝の戸上隼輔(右)/篠塚大登

関連する記事