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USスマッシュ、シングルスで松島輝空と張本美和が4強入り。佐藤瞳は蒯曼との死闘にあと一歩及ばず

6月26日から7月5日にかけて、アメリカ・ロサンゼルスで開催中の「USスマッシュ」。現地時間7月4日、男女シングルス準々決勝、男女ダブルス決勝が行われた。

男子シングルスでは、日本勢でベスト8に勝ち残った松島輝空(個人)と篠塚大登(東都観光バス)が登場。ともに左腕対決となり、松島は3回戦で世界王者・王楚欽(中国)を破る金星を挙げたリンド(デンマーク)を4-0で撃破。豪快なフォアドライブで主導権を握り、4ゲーム目は0-5から逆転してストレート勝ちを収め、準決勝進出を決めた。

豪快なフォアドライブが炸裂した松島。準決勝ではF.ルブランと対戦する

一方の篠塚は、快進撃を続けるシドレンコ(AIN※)に1-4で敗戦。積極的な攻撃を前に主導権を握れず、準々決勝で姿を消した。それでも、カルデラノ(ブラジル)ら強豪を破ってのベスト8入りは大きなインパクトを残した。

ベスト8で大会を終えた篠塚だが、存在感を放つ活躍を見せた

回り込みだけでなく、鋭いバックハンドも要所で光ったシドレンコ

男子シングルスの4強は、松島、シドレンコ、F.ルブラン(フランス)、モーレゴード(スウェーデン)。F.ルブランは兄・A.ルブラン(フランス)との兄弟対決を制し、モーレゴードは張禹珍(韓国)を4-0で下した。

女子シングルスでは、張本美和(木下グループ)が早田ひな(日本生命)との日本勢対決を4-1で制し、準決勝進出。USスマッシュ前のWTTスターコンテンダーでは早田が3-0で勝利しており、今回は張本が雪辱を果たした。

2回戦で王曼昱(中国)を破る金星を挙げた佐藤瞳(日本ペイントグループ)は、蒯曼(中国)との壮絶な大熱戦を展開。ゲームカウント3-1とリードし、5ゲーム目には10-8とマッチポイントを握ったが逆転を許す。最終ゲームも6-10から追い上げ、13-12、14-13、15-14、16-15と4度のマッチポイントをつかんだものの、あと1点が届かず、フルゲームジュースの末に惜敗した。

死闘を制した蒯曼。勝利の瞬間、普段あまり見せない笑顔がのぞいた

あと1点が届かなかった佐藤。この悔しさを成長の糧にしたい

女子シングルスでは、孫穎莎と王芸迪(ともに中国)が、それぞれ陳幸同(中国)、朱芊曦(韓国)を4-0で下し、準決勝へ駒を進めた。

また、男女ダブルスはいずれも中国ペアが優勝を飾った。女子ダブルス決勝では、王曼昱/蒯曼が張本美和/早田ひなを3-1で下して戴冠。ゲームカウント1-1で迎えた3ゲーム目は6-9から追いつき、2度のゲームポイントをしのいで逆転で奪取。その勢いのまま4ゲーム目も制し、タイトルを手にした。

左から女子ダブルス優勝の蒯曼/王曼昱、準優勝の早田ひな/張本美和

男子ダブルス決勝は、温瑞博/袁励岑が林詩棟/黄友政との中国対決をフルゲームの末に制して優勝。コートを広く使ったラリーと激しい打撃戦が繰り広げられるハイレベルな一戦となった。最終ゲームは袁励岑が、7-9の劣勢からチキータレシーブで2点を連取して流れを引き寄せ、そのまま逆転で栄冠をつかんだ。

ストレートへのチキータレシーブで一気に流れを呼び込み、優勝を決めた温瑞博(右)/袁励岑

なお、7月5日以降の日本選手の試合予定は下記のとおり (※すべて日本時間)

〈男子シングルス〉●準決勝
7月6日5:30~ 松島輝空 vs. F.ルブラン(フランス)
7月6日6:15~ モーレゴード(スウェーデン) vs. シドレンコ(AIN)
●決勝 7月6日 12:00~

〈女子シングルス〉●準決勝
7月6日 4:00〜 孫穎莎(中国) vs. 王芸迪(中国)
7月6日 4:45〜 張本美和 vs. 蒯曼(中国)
●決勝 7月6日 11:00~

【日本出場選手】●男子
張本智和(トヨタ自動車)
松島輝空(個人)
戸上隼輔(井村屋グループ)
宇田幸矢(協和キリン)
篠塚大登(東都観光バス)
田中佑汰(ファースト)
吉村真晴(SCOグループ)

【日本出場選手】●女子
張本美和(木下グループ)
早田ひな(日本生命)
大藤沙月(ミキハウス)
伊藤美誠(スターツ)
橋本帆乃香(デンソー)
長﨑美柚(木下グループ)
佐藤瞳(日本ペイントグループ)
横井咲桜(ミキハウス)

写真提供:WTT ※AIN=中立な立場の個人資格の選手

 

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