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地域に根ざしたD&I施設「松が谷卓球場」が本日オープン

 東京都八王子市「松が谷コミュニティプレイスまつまる」内に、「松が谷卓球場」が本日(2022年7月23日)オープンする。

 松が谷卓球場は、地域住民や施設利用者の生活が、卓球を通じてより健康的に豊かになることを目指して作られた。施設内はバリアフリーで、バリアフリー台が3台、高低調節台(バンビ台)3台の計6台を設置。そして東京オリパラで使用したフロアマットを採用した。

 同卓球場の運営を行うのは、パラ卓球ナショナルチームのアドバイザーである新井卓将さん(丸子橋卓球スタジオ)。NT監督として東京パラを経験した新井さんは、「東京2020D&Iアクション」の一貫として卓球場をオープンした。障がい者卓球の普及育成強化と就労支援、子育て世代の支援などに取り組み、地域に根ざした施設を目指す。

※ 東京2020D&Iアクション……いかなる種類の差別がなく、互いを認め合い、誰もが自分らしく生きられる共生社会を目指す取り組み。詳しくはこちら

 開催を前に、17日にはオープニングイベントが開かれ、パラ卓球の吉田信一、茶田ゆきみ両選手も来場。また18日には交流会と講習会が開催され、小林広夢(日本大)、森屋翼(トレイル)、新井周(はごろも卓球スタジオ)、新井卓将、各氏が指導などで参加。約30名の参加者が楽しく汗を流した(写真)。

 国土交通省「住まい環境整備モデル事業」に認定された「松が谷コミュニティプレイスまつまる」内にある、カフェやトレーニング施設などとのコラボ企画も予定されているという松が谷卓球場。その活動に期待したい。

★松が谷卓球場twitter

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松が谷コミュニティプレイスまつまる 外観

オープニングイベントの様子

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