4月7〜12日にかけて、中国山西省の省都・太原で開催された「2026 WTT コンテンダー 太原」。中国の中堅どころも多数出場する中、女子シングルスで大藤沙月(ミキハウス)が優勝。日本勢として今大会唯一のタイトルをもたらした。
大藤は準々決勝で横井咲桜(ミキハウス)とのフルゲームにもつれる苦戦を乗り越えると、準決勝では橋本帆乃香(デンソー)を相手に完璧なカット打ちを見せて完勝。迎えた決勝も対カットとなったが、要所での勝負強さが光り、佐藤瞳(日本ペイントグループ)に4-1で勝利。WTTスターコンテンダーチェンナイに続き今年2度目のWTTタイトルを獲得した。

勝負どころでの強さが光った大藤。今年2度目のWTTタイトルを獲得
準優勝の佐藤も、初戦で成長株の髙森愛央(四天王寺高)を完封すると、2回戦から準決勝まで中国勢を3連破する堂々たる勝ち上がりを見せ、決勝でも大藤に対して大いに善戦した。

女子シングルス準優勝の佐藤。準決勝までゲームを落とすことなく勝ち上がった
第1シードの向鵬(中国)がアンチ使いのムラデノビッチ(ルクセンブルク)に敗れ、1回戦で姿を消す波乱の幕開けとなった男子シングルスでは、32歳の吉村真晴(SCOグループ)がベテランの意地を見せた。
吉村はグループリーグ(予選)から順当に勝ち進み、準々決勝では宇田幸矢(協和キリン)との日本勢対決にフルゲームで勝利。準決勝ではプツァル(クロアチア)を逆転で下し、決勝に進出した。
決勝は3月のWTTチャンピオンズ重慶で準優勝と、今中国男子の若手で最も勢いのある19歳・温瑞博(中国)と対戦。多彩なサービスからの展開で2ゲームを奪って奮闘したが、後半はなかなか主導権を握れず、惜敗。それでも、日本男子最高成績の準優勝と健在ぶりを示す活躍を見せた。

準優勝に輝いた吉村。建在ぶりを示した

男子シングルスを制した温瑞博
なお、各種目の入賞者は下記のとおり
〈男子シングルス〉
優勝:温瑞博(中国)
準優勝:吉村真晴(SCOグループ)
3位:李天陽(中国)、プツァル(クロアチア)
ベスト8:宇田幸矢(協和キリン)、篠塚大登(東都観光バス)、坂井雄飛(愛知工業大)
〈女子シングルス〉
優勝:大藤沙月(ミキハウス)
準優勝:佐藤瞳(日本ペイントグループ)
3位:橋本帆乃香(デンソー)、石洵瑶(中国)
ベスト8:横井咲桜(ミキハウス)、平野美宇(木下グループ)
〈男子ダブルス〉
優勝:温瑞博/李和宸(中国)
準優勝:林詩棟/黄友政(中国)
3位:吉村和弘/吉村真晴(ケアリッツ・アンド・パートナーズ/SCOグループ)、陳垣宇/向鵬(中国)
〈女子ダブルス〉
優勝:石洵瑶/韩菲兒(中国)
準優勝:杜凱琹/呉咏琳(香港)
3位:芝田沙季/髙森愛央(日本ペイントグループ/四天王寺高)、蘇籽童/黄凱彤(香港)
〈混合ダブルス〉
優勝:黄友政/石洵瑶(中国)
準優勝:黄鎮廷/杜凱琹(香港)
3位:坂井雄飛/髙森愛央(愛知工業大/四天王寺高)、パン・コーエン/曾尖(シンガポール)
写真=WTT
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