6月1〜7日にかけて北マケドニアで開催された「WTTコンテンダー スコピエ」。20名の日本選手が参戦し、5種目中3種目を制する活躍を見せた。
女子シングルスは日本勢がベスト4を独占した中、頂点に立ったのは第1シードの大藤沙月(ミキハウス)。準決勝で佐藤瞳(日本ペイントグループ)、決勝で橋本帆乃香(デンソー)と、元チームメイトの先輩カットマンふたりを連破。圧巻のカット攻略と豊富な運動量を武器に、WTTコンテンダー女子シングルス3大会連続優勝を達成した。

女子シングルスを制した大藤。2冠を決め、笑顔が咲いた

決勝では、パワフルなフォアドライブで橋本のカットを打ち抜いた
さらに大藤は、女子シングルス決勝に先立って行われた女子ダブルス決勝にも出場。横井咲桜(ミキハウス)とのペアで、青木咲智/村松心菜(ミキハウス/ミキハウスJSC)との「ミキハウス対決」をストレートで制し、今大会2冠を成し遂げた。

左から女子ダブルス優勝の大藤/横井、同準優勝の村松/青木
一方、準優勝の橋本は2回戦で笹尾明日香、準々決勝で赤江夏星(ともに日本生命)、準決勝で横井を破るなど、日本女子を相手に3連勝。成長ぶりを示した一方で、WTTでは3大会連続で大藤に敗戦。頂点に立つためには大藤という高い壁を越えなければならない。

女子シングルス準優勝の橋本。決勝では大藤の強烈なドライブを何本も拾って粘り強さを見せたが、ゲームは奪えず
男子シングルスでは篠塚大登(東都観光バス)が日本男子最高成績となるベスト4入り。準々決勝では第1シードのリンド(デンマーク)との左腕対決を制し、準決勝ではジャー(アメリカ)に惜しくも敗れたが、上位進出で存在感を示した。

男子シングルスベスト4の篠塚
混合ダブルスでは、小林広夢/木原美悠(ファースト/トップおとめピンポンズ名古屋)が初出場で初優勝。ともに全日本のダブルスタイトルホルダーでもあり、息の合ったプレーで準決勝では世界卓球銀メダリストの吉村真晴(SCOグループ)/大藤組を撃破。ダブルス巧者ぶりを見せつけ、勢いそのままに頂点まで駆け上がった。

混合ダブルス優勝の小林(左)/木原
なお、各種目の入賞者は下記のとおり。
〈男子シングルス〉
優勝:ヨルジッチ(スロベニア)
準優勝:ジャー(アメリカ)
3位:篠塚大登(東都観光バス)、A.シェルベリ(スウェーデン)
〈女子シングルス〉
優勝:大藤沙月(ミキハウス)
準優勝:橋本帆乃香(デンソー)
3位:佐藤瞳(日本ペイントグループ)、横井咲桜(ミキハウス)
ベスト8:赤江夏星(日本生命)
〈男子ダブルス〉
優勝:林鐘勲/呉晙誠(韓国)
準優勝:ヨルジッチ/コズル(スロベニア)
3位:アレグロ/ラッセンフォッセ(ベルギー)、コトン/ゴーズィ(フランス)
ベスト8:坂井雄飛/横谷晟(愛知工業大/宮崎県スポーツ協会)
〈女子ダブルス〉
優勝:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)
準優勝:青木咲智/村松心菜(ミキハウス/ミキハウスJSC)
3位:橋本帆乃香/A.ディアス(デンソー/プエルトリコ)、パヴァデ/Ch.ルッツ(フランス)
〈混合ダブルス〉
優勝:小林広夢/木原美悠(ファースト/トップおとめピンポンズ名古屋)
準優勝:ドーア/A.ディアス(フランス/プエルトリコ)
3位:吉村真晴/大藤沙月、バン/アラパボビッチ(クロアチア)
写真=WTT
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