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世界パラ卓球、東京パラに続き伊藤槙紀が銅。男子複 竹守/加藤と混合複 浅野/古川が銀

11月6〜12日に「アンダルシア 2022年世界パラ卓球選手権大会」がスペイン・グラナダで開催。種目はクラス別の男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスで、日本からは日本肢体不自由者卓球協会より6選手、日本知的障がい者卓球連盟より6選手が出場。シングルスには全選手が出場したほか、男女ダブルスに1ペアずつ、混合ダブルスに4ペアがエントリーした。日本勢では、クラス11(知的障がい)の選手が3個のメダルを獲得した。

女子シングルスでは東京パラ2020で銅メダルを獲得した伊藤槙紀(上写真)が、今大会も準決勝に進出。世界ランキング3位の成長株で、伊藤と同じく異質速攻タイプのフェルネ(フランス)に対して、東京パラ準決勝に続いて0-3で敗れたが、銅メダル獲得となった。また男子ダブルスでは竹守彪/加藤耕也が5ペアによる総当りで2位となり銀メダル獲得。そして混合ダブルスでは浅野俊/古川佳奈美が4ペアによる総当りで2位となり銀メダルを獲得した。

男子ダブルス(MD22)で銀メダルを獲得した竹守彪(左)/加藤耕也

混合ダブルス(XD22)で銀メダルを獲得した浅野俊(右)/古川佳奈美

肢体不自由の6選手はメダル獲得はならなかったものの、全選手が単複いずれかでベスト8となり、メダル獲得にあと一歩と迫った。

アンダルシア 2022年世界パラ卓球選手権大会
日本勢結果(C=クラス/1〜5:車椅子、6〜10:立位、11:知的)

●シングルス
齊藤元希(C4) ベスト8
八木克勝(C7) ベスト8
岩渕幸洋(C9) ベスト8
別所キミヱ(C5) ベスト8
友野有理(C8) ベスト16
中村望(C10) ベスト16
竹守彪(C11) ベスト8
加藤耕也(C11) ベスト16
浅野俊(C11) ベスト16
美遠さゆり(C11) ベスト8
古川佳奈美(C11) ベスト16
伊藤槙紀(C11) 銅メダル
●男子ダブルス
竹守彪/加藤耕也(MD22) 銀メダル
●女子ダブルス
美遠さゆり/伊藤槙紀(WD22) 予選リーグ敗退
●混合ダブルス
齊藤元希/別所キミヱ(XD10) ベスト16
岩渕幸洋/友野有理(XD17) ベスト8
八木克勝/中村望(XD20) ベスト8
浅野俊/古川佳奈美(XD22) 銀メダル

★結果や詳細はITTFのページを参照

日本肢体不自由者卓球連盟の選手団

日本知的障がい者卓球連盟派遣の6選手

写真提供:ITTF、日本肢体不自由者卓球連盟、日本知的障がい者卓球連盟

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