明日、2月18日からスタートする世界選手権ダーバン大会(個人戦)の国内選考会『直通徳班(直通ダーバン)』。中国卓球協会は、男子シングルスと混合ダブルスに出場予定だった林詩棟が新型コロナウイルスに感染し、『直通徳班』を欠場することを発表した。
WTTコンテンダー アンマンの男子シングルス決勝でオフチャロフ(ドイツ)を破り、優勝した林詩棟。『直通徳班』でも上位候補のひとりだったが、帰国後に高熱が出て新型コロナ感染が発覚した。男子シングルスには右ペンドライブ型の徐海東が代替出場、蒯曼とペアを組む混合ダブルスは周愷が代わりに出場する。
徐海東はWTTコンテンダー アンマンでは世界ランキング9位のヨルジッチ(スロベニア)を破り、準々決勝で林詩棟から3回のマッチポイントを奪っている。このチャンスを活かしたいところだ。また、女子シングルスの出場選手に世界ランキング96位の左シェークドライブ型、韓菲児が追加されたことも発表された。
『直通徳班』の男女シングルスは2月18〜21日に4つに分かれてグループリーグを行い、各グループ1位の選手が準決勝に進出。22日に準決勝、23日に決勝を行って第1ステージ1位の選手を決定する。出場する16ペアが決定した混合ダブルス(下記参照)は、21日に決勝が行われる。
●『直通徳班』混合ダブルス出場ペア
[本戦から出場]王楚欽/孫穎莎、馬龍/陳夢、樊振東/王曼昱、周愷(林詩棟から変更)/蒯曼、梁靖崑/銭天一、袁励岑/王芸迪、林高遠/陳幸同、趙子豪/范思琦、梁儼苧/何卓佳、魏世皓/王添芸、于子洋/孫銘陽
[予選グループ1位]薛飛/張瑞、向鵬/劉煒珊、熊夢陽/冷雨桐、徐海東/郭雨涵
[予選グループ2位・最高成績]厳昇/陳熠
ツイート