木下マイスター東京 | 3-1 | 琉球アスティーダ |
5勝0敗 | 1勝4敗 |
1 | ◯ | 水谷隼 | 11-6 | 11-7 | 陳建安 | ||||
松平健太 | 江宏傑 | ||||||||
2 | ◯ | 張本智和 | 9-11 | 11-3 | 9-11 | 11-5 | 12-10 | 荘智淵 | |
3 | ◯ | 大島祐哉 | 11-3 | 9-11 | 5-11 | 12-10 | 11-9 | 丹羽孝希 | |
4 | 水谷隼 | 11-5 | 8-11 | 5-11 | 6-11 | 陳建安 | ◯ | ||
5 |
アリーナ立川立飛に1545名の観客を集めてスタートした首位の木下マイスター東京と4位の琉球アスティーダ。
トップのダブルスでは木下は水谷と松平のペアで、琉球の陳建安と江宏傑のペアに完勝した。
2番は張本対荘智淵。1ゲーム目の出足で5-2と張本がリードするも、そこから荘智淵がまくり、11-9で荘智淵が先取。バック対バックからのフォアの回り込みが要所で決まる。張本は時々思うようにいかない自分にいらだちを見せる仕草があった。
その後、バックで先手を取った時には張本、フォアで攻める時には荘智淵の展開になり、一進一退で勝負は最終ゲームにもつれこんだ。
最終ゲーム6-6から荘智淵が3本連取して、9-6になったところで、木下はタイムアウト。特に9点目は荘智淵の目の覚めるような台上強打が炸裂。流れは完全に琉球だった。6-9で張本はバックのカウンターをストレートに決め、7-9。次の張本のバックハンドはエッジボールで、8-9。逆転して10-9と張本が逆転。10-10になった後は、最後は張本がバックハンドを決め、12-10で辛勝した。
「苦しい中で勝ったことが良い経験になった。大事なところでしっかり粘って点を取ることができたし、1球でも多くつなぐことができた。フォアのカウンターが試合の中で良くなっていると感じています。どんな形であれ、今日勝てて満足しています。タイムアウトの時にベンチにあった『東京ばな奈』を食べてからコートに戻った。昨日も同じことをして勝ったのでゲン担ぎです(笑)」と張本は語った。
3番は大島対丹羽。勝負は丹羽が2-1とリードした4ゲーム目。5-1と丹羽がリードを奪い、この試合勝負あったかと思ったが、そこから大島が7本連取で、8-5と逆転。丹羽はジュースまで持ち込んだが、12-10で大島がこのゲームを取り、最終ゲームは壮絶な打ち合いから、最後は大島のフォアドライブが丹羽を粉砕し、11-9で大島が貴重な一勝をあげた。
「丹羽に勝ってチームに貢献できたのでうれしい。4ゲーム目以降、YGサービスが良く効いたし、最終ゲームの6-6からは効いていたサービスを使っていった」と試合後の大島。
これで3-0と木下マイスター東京は勝利を決めた。4番で水谷は陳建安に1-3で敗れ、勝ち点は3。総勝ち点は16で、2位のT.T彩たまの8に大きく差をつけ独走状態になっている。
敗れた琉球の外間監督は「相手は木下なので向かっていったし、各試合は競って、あと一歩の試合だった。昨日初勝利したのでその勢いでやったが残念」と試合後にコメントを残した。
全勝街道を走る木下マイスター東京の邱建新は振り返った。「2,3試合目、競ったゲームを取って勝てたのでうれしいね。張本は試合中に少し集中力が切れて、タイムアウトを取らなかったらたぶん負けていた」。
選手層の厚い木下マイスター東京を破るのは相手チームにとっては相当に難易度が高い。昨日のT.T彩たまが5番まで追い込んだが、逃げ切った木下。どのチームが今後、木下の連勝にストップをかけるのかが注目される。
チームの勝敗と勝ち点はTリーグの公式サイトを参考。 https://tleague.jp/standings/
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