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ECLで優勝した「ザールブリュッケン」。村松雄斗「うれしさ4割、悔しさ6割」

ヨーロッパチャンピオンズリーグとは、ETTU(ヨーロッパ卓球連合)が主催するヨーロッパ各国のトップクラブが優勝を争う大会。ステージ1とステージ2を通過した上位4チームで準決勝を行う。
「ザールブリュッケン」(ドイツ)の村松雄斗はステージ2で3試合に出て3戦全勝、決勝に起用されたが「ボルシア・デュッセルドルフ」(ドイツ)のボルに惜しくも敗れた。しかし、「ザールブリュッケン」はラストでヨルジッチが劇的な逆転勝利で、優勝を決めた。

以下はECL優勝メンバーの村松雄斗のコメント。

「WTTチャンピオンズの後、ダルコ(・ヨルジッチ)、フランチスカは試合の前日に帰ってきて、そのまま試合当日に練習して試合に出ていました。彼らはタフですね。さすがだなと思いました。
準決勝と決勝はザールブリュッケンでやって、準決勝は2300人、決勝は2600人くらい入っていました。地元開催で優勝だったので盛り上がっていました。
準決勝はアルナが3番で起用されるのを予想し、ぼくは昨シーズンアルナに負けていたので、監督も迷っていましたが、試合の2時間前にオーダーが決まり、E.イオネスクが起用されました。その準決勝が終わった後に決勝ではぼくを起用すると言われました。
決勝では3番でティモ・ボルと対戦。生まれて初めてのティモとの試合で、彼はコース取りもうまいし、カウンターも速いですね。チャンスはあったから悔しいです。4番でフランチスカがチウ・ダンに負けて、ラストまで回り、ダルコ・ヨルジッチとアントン・シェルベリ。完全に自分の試合の後は4、5番の試合に見入ってましたね。ヨルジッチはマッチポイントを取られてからの逆転でした。
今までいろいろなチームでラストの試合を見ることはありましたが、ダルコほど『ストロング・ハート』を持つ選手は見たことがないです。素晴らしかった。今まで見たきた選手の中で一番メンタルが強い選手です。
その日の夜は会場での祝賀パーティーと、その後、チームマネージャーの家に集まって祝勝会をやりました。うれしいけど、自分が決勝で負けたから、悔しい気持ちのほうが大きい。うれしさ4割、悔しさ6割。レギュラーシーズンでの戦いとプレーオフに、その悔しさをぶつけます」
<写真提供:ETTU>

 

ECLの決勝で起用され、ボルに惜敗した村松雄斗

 

ECL決勝の3番でボルと対戦する村松

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