タイのバンコクで行われているWTTスターコンテンダー バンコク。パリ五輪前の最後の大会として日本、韓国、チャイニーズタイペイ、ヨーロッパ各国からパリ代表選手らが出場する中、日本は男子ダブルスで張本智和/松島輝空、女子ダブルスで佐藤瞳/橋本帆乃香が優勝した。
張本/松島は準決勝で張禹珍/趙大成(韓国)をストレートで破ると、決勝で荘智淵/高承睿(チャイニーズタイペイ)をゲームオールで下し、前週のWTTコンテンダー チュニスに続いて2大会連続で優勝。WTTの4大会に出場して2大会で優勝と試合を重ねていく中でコンビネーションが向上している。
女子ダブルスでは佐藤/橋本のカットペアが、決勝で2023年世界卓球2位の田志希/申裕斌(韓国)を3‐1で下し、WTTスターコンテンダーで初優勝を飾った。
シングルスでは男子では宇田幸矢がベスト8に入ったが、準々決勝で林昀儒(チャイニーズタイペイ)に敗れた。男子ダブルス、混合ダブルス、男子シングルスの3種目に出場している張本は篠塚大登、林鐘勲をフルゲームで退けて準決勝に進出。準決勝では林昀儒とのパリ五輪前哨戦となる。
女子では伊藤美誠が朱芊曦(韓国)、スッチ(ルーマニア)を破りベスト4入りし、準決勝で徐孝元(韓国)と対戦。佐藤とのカット対決に勝利した橋本も準決勝に進み、決勝進出をかけて申裕斌(韓国)と対戦する。
●男子ダブルス決勝
張本智和/松島輝空 ‐6、6、‐7、4、8 荘智淵/高承睿(チャイニーズタイペイ)
●女子ダブルス決勝
佐藤瞳/橋本帆乃香 ‐9、7、8、11 田志希/申裕斌(韓国)
●男子シングルス準々決勝
林昀儒(チャイニーズタイペイ)6、12、3 宇田幸矢
林高遠(中国)9、8、‐8、6 廖振珽(チャイニーズタイペイ)
安宰賢(韓国)‐5、9、‐10、11、6 荘智淵(チャイニーズタイペイ)
張本智和 2、6、‐9、‐11、10 林鐘勲(韓国)
●女子シングルス準々決勝
徐孝元(韓国)9、‐7、9、7 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
申裕斌(韓国)7、‐9、8、8 ヤン・シャオシン(モナコ)
伊藤美誠 10、‐7、11、12 スッチ(ルーマニア)
橋本帆乃香 4、‐11、‐7、3、5 田志希(韓国)
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