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大会報道

チャイナスマッシュ、日本女子は長﨑美柚のシングルス、木原美悠/張本美和のダブルスとも中国に敗れる

10月2日の11時から始まる第1セッションに日本女子からは女子ダブルスに木原美悠/張本美和、女子シングルスに長﨑美柚が出場。それぞれ中国と対戦し、木原/張本はストレートで敗れ、長﨑は2‐0のリードから逆転されて中国越えはならなかった。

 

●女子ダブルス2回戦

銭天一/陳幸同(中国) 14、6、6 木原美悠/張本美和

日本ペアは1ゲーム目は台上、ラリーでも先手を取ってリードを奪っていたがゲーム後半に点差を詰められると長いジュースの末にゲームを落とす。2ゲーム目からは中国ペアの攻撃シーンが目立つようになり、日本ペアにミスが出てしまった。

木原美悠(右)/張本美和ペア

銭天一(左)/陳幸同(中国)

●女子シングルス2回戦

陳熠(中国) ‐8、‐4、5、9、7 長﨑美柚

長﨑はサービス、レシーブで先手を奪って2ゲームを連取。サービスも効いていたが、特によかったのはレシーブで、ストップで陳熠の攻撃を封じて、4球目で両ハンドドライブで攻撃という良い展開を作れていた。

しかし、3ゲーム目になると陳熠がロングサービスを主体に組み立て、長﨑にドライブでレシーブさせて両ハンドカウンターの戦術に切り替えた。3、4ゲームは陳熠のペースで試合が進み、最終ゲームは長﨑も必死のプレーで対応したが、勝利には届かず。あと一歩まで追いつめていただけに、悔しい結果となった。

長﨑は勝利が見えていたが…。国際ペアで残っている女子ダブルスに期待

20歳の陳熠(中国)。長身のリーチを活かしたドライブは威力がある

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