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欧州リポート

ヨーロッパ卓球選手権女子シングルスはポルカノバが地元で2連覇。女子ダブルスではバラゾバがスロバキアに初タイトルをもたらす

 オーストリア・リンツで開催されていたヨーロッパ卓球選手権(個人戦)は全日程が終了。女子シングルスではポルカノバ(オーストリア)が地元開催の大会で2連覇を果たした。(写真:ETTU)

 

【女子シングルス】
●準々決勝
スッチ(ルーマニア) 6、-7、5、-8、10、9 Ch.ルッツ(フランス)
シャオ・マリア(スペイン) -13、8、-11、11、-3、7、3 ユエン・ジアナン(フランス)
ミッテルハム(ドイツ) 6、5、-9、7、8 ワン・ユエン(フランス)
ポルカノバ(オーストリア) -7、8、3、8、10 ヴィンター(ドイツ)

●準決勝
スッチ 3、-9、7、6、6 シャオ・マリア
ポルカノバ 10、7、-10、4、6 ミッテルハム

●決勝
ポルカノバ 8、-11、10、6、9 スッチ

 

 前回大会で初優勝を達成したポルカノバは、準々決勝でヴィンター、準決勝でミッテルハムとドイツ勢を連破して決勝へ進出。決勝はダブルスパートナーのスッチとの対戦となったが、4-1で勝利を収めてヨーロッパ選手権2連覇を達成した。

 ポルカノバは女子ダブルスでも決勝へ進み準優勝。ガルドスとのペアで出場した混合ダブルスでも準優勝に輝いており、出場3種目すべてで決勝進出と地元開催の大会で見事な活躍を見せた。

金1・銀2と地元で素晴らしい活躍を見せたポルカノバ

初の決勝進出を果たしたスッチだが、盟友・ポルカノバに敗れた

シャオ・マリアは混合ダブルスを制し、シングルスでも3位と躍進

ミッテルハムは前回大会に続いてポルカノバに敗れて準優勝

 

【女子ダブルス】
●準決勝
ポルカノバ/スッチ(オーストリア/ルーマニア) -10、4、5、-5、3 ルプレスク/スルヤン(セルビア)
マテロバ/バラゾバ(チェコ/スロバキア) -8、-5、12、5、11 バヨル/ククルコバ(ポーランド/スロバキア)

●決勝
マテロバ/バラゾバ 7、-7、9、-7、6 ポルカノバ/スッチ

 

 女子ダブルスは国際ペア対決を制したマテロバ/バラゾバが初V。ピスチェイとのペアで混合ダブルスで2度準優勝に輝いているバラゾバは3度目のヨーロッパ選手権決勝でのタイトル獲得。スロバキアにとって初のヨーロッパ選手権のタイトルをもたらした。

初優勝を果たしたマテロバ/バラゾバ

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