今日6月8日、ロサンゼルス五輪の日本代表候補選手選考基準が日本卓球協会から発表された。
ロサンゼルス五輪の卓球競技は以下の種目が実施される。
■混合団体:男女各3名(計6名)
■男子シングルス(2名)/女子シングルス(2名)
■男子ダブルス(1ペア)/女子ダブルス(1ペア)
■混合ダブルス(1~2ペア)
日本代表は男女最大3名ずつ。2028年1月3日発表予定の世界ランキングをもとに男女シングルスの各2名が選ばれ、さらに団体戦(混合団体)用に3番目の選手が選出される。男女ダブルスおよび混合ダブルスには、この3名の中でのペアリングを考慮して割り振られる形だ。
これまで協会の理事会後ブリーフィングでも、「ITTF(国際卓球連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)から混合団体などの競技方法が発表されてから、選考基準を発表する」と繰り返し説明されてきた。しかし結局、強化本部はITTFやIOCの発表を待たずに選考基準を公表することとなった。今回の発表で重要なのは、日本代表(シングルスおよび3番目の選手)が2028年1月(3番目の選手は2月にずれ込む可能性もあり)に決定するということだ。
この内容は、メディアが詰めかけた6月6日の理事会ですでに承認されていた事項である。その日のブリーフィングで発表していれば、メディア側もその場で質問を重ねられたはずだが、それも叶わなかった。東京五輪以降、強化本部の発信力の弱さを痛感せざるを得ない。
また、その理事会の際、卓球王国として「世界選手権が終わり、強化本部として総括ミーティングは行ったのか? 行ったのであれば、今後の日本の強化方針はどうなるのか?」と質問をぶつけた。 これに対する馬場美香・強化本部長の回答は、「総括会議はまだ行っておりません。両監督とスケジュールを調整し、7月に行います。出席するのは各カテゴリーの監督と、大会に帯同したスタッフです」というものだった。
中国では昔から、世界選手権やオリンピックが終わると帰国後すぐに監督やコーチ陣、時には各省の監督らを北京に集めて総括会議を行うことで知られている。
WTTの上位大会がなかった5月のうちに、日本も行うべきではなかったか。あまりに遅い動き出しと言わざるを得ない。中国との「本気度」の違いを指摘されても、弁解の余地はないだろう。
*写真は馬場美香・強化本部長(2025年1月)
ツイート