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大会報道

前期日本リーグ香川大会、2部は男子が関西卓球アカデミーが全勝優勝。2位はケアリッツ・テクノロジーズが滑り込む

香川県高松市のあなぶきアリーナ香川で行われている「百十四銀行 前期日本リーグ香川大会」。男子2部は関西卓球アカデミーが全勝で優勝し、2位はケアリッツ・テクノロジーズが入った。優勝チームは後期リーグでの1部復帰が決まり、2位のチームは入れ替え戦に挑むことになる。

男子2部で全勝優勝した関西卓球アカデミー

【男子2部の最終順位】
◆1〜4位決定リーグ
1位:関西卓球アカデミー(3勝0敗)
2位:ケアリッツ・テクノロジーズ(1勝2敗)
3位:日野キングフィッシャーズ(1勝2敗)
4位:ケアリッツ・アンド・パートナーズ(1勝2敗)

◆5〜8位決定リーグ
5位:フジ(3勝0敗)
6位:東都観光バス(2勝1敗)
7位:トヨタ自動車(1勝2敗)
8位:アルテミス北海道(0勝3敗)

◆9〜13位決定リーグ
9位:瀬戸内スチール(4勝0敗)
10位:豊田自動織機(3勝1敗)
11位:JR北海道(2勝2敗)
12位:信号器材(1勝3敗)
13位:サンケイ(0勝4敗)

 

最優秀選手賞を受賞した韓国選手の姜東秀。カットと攻撃力が素晴らしい

男子2部には13チームが参加。Aブロックに7チーム、Bブロックに6チームによる総当たり戦を行い、各リーグの上位2チームによって1位〜4位決定リーグが行われた。関西卓球アカデミーは日野キングフィッシャーズに1‐2とリードされたが、韓国のカットマン・姜東秀が4番で弓取の豪打をしのいで勝つと、ラストは坂根がラリー戦の強さを見せて川上を下した。関西卓球アカデミーはケアリッツ・テクノロジーズとケアリッツ・アンド・パートナーズを3‐0で下し、文句なしの全勝で今大会を終えた。

優勝に貢献した木造(左)と坂根

2位のケアリッツ・テクノロジーズは最終試合を前に優勝の目はなかったが、2位になるには最終戦の日野キングフィッシャーズに3‐0で勝つことが条件になった。1失点も許されない状況下で、1番で34歳のベテラン・松平がルーキーの松田を下すと、龍崎は2連敗中の西を激しい打ち合いの末に破る。3番のダブルスもケアリッツ・テクノロジーズが接戦で勝つと、3‐0で日野キングフィッシャーズを破り、2位をもぎとった。

日野キングフィッシャーズ戦で西に競り勝った龍崎

絶妙な逆をつく台上テクニックと緩急で勝ち星を重ねた松平

2位のケアリッツ・テクノロジーズ

記録の詳細はこちらから

日本卓球リーグ実業団連盟外部サイト

https://www.jttl.gr.jp/games/jttl-2025-first/match

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