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東京五輪

五輪の日本男子団体、勝ち進めば、準々でスウェーデン、準決勝ドイツと対戦

 

会場で汗を流す日本のエース張本。仕上がりは順調

 

 

男子団体のドローが終わり、日本は中国と反対のブロックに入った。

初戦でオーストラリア、準々決勝でスウェーデンと対戦となるだろう。スウェーデンには世界ランキング9位のファルク、同26位のK.カールソン、同50位のシェルベリがいる。決してあなどれない相手だ。

スウェーデンを倒して準決勝に進めば、チャイニーズ・タイペイとドイツの勝者との対戦が予想される。林昀儒の2点が期待できるタイペイと、ボル、オフチャロフ、フランチスカの3人が揃うドイツの対戦は接戦が必至。どちらが上がってきても、日本との試合は大激戦となるだろう。

いずれにしても日本は2分の1の確率で引くかもしれなかった中国との準決勝を避けることができた。日本は準決勝で、ドイツ、もしくはタイペイに勝てば、メダルが決まり、リオ五輪同様に中国との決勝が予想される。

日本がもし準決勝で敗れて、メダル決定戦に回ることになると、韓国かブラジルとの対戦の可能性がある。

 

水谷とのダブルスとシングルスでの活躍が期待される丹羽

 

オリンピックを知り尽くしている水谷。団体での勝敗の鍵を握る

 

今回のドローで自らは何もしていないが、2大会連続で中国側と反対ブロックに入った日本の倉嶋監督。「引き」の強さを持っている

 

東京五輪速報

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