●男子ダブルス準々決勝
A.ルブラン/F.ルブラン(フランス) −6、8、13、12 張本智和/松島輝空(智和企画/木下グループ)
●女子ダブルス準々決勝
銭天一/陳幸同(中国) 3、5、8 鄭怡静/李昱諄(チャイニーズタイペイ)
張本智和/松島輝空、アレクシスとフェリックスのルブラン兄弟ペアに1−3で惜敗。準決勝進出はならず……!
1ゲーム目を幸先良く先取した張本/松島だが、2ゲーム目以降は序盤で大きくリードされる苦しい展開。試合後、張本は「2ゲーム目に0−4まで離されたのが痛かった。ああいうタイプはリードされるとやりにくいので、点差を詰めて試合を進めたかった」と語った。大きなラリーになった時のルブラン兄弟は粘り強さとパワーがあり、1点取るごとにハイタッチを交わしながら、怒涛の連続得点を見せた。
ゲームカウント1−2と後がなくなった4ゲーム目も3−9と大きく離され、5−10でマッチポイントを握られた張本/松島。ここから張本が反応が遅れたバックブロックをエッジでねじ込むなど、絶体絶命のピンチから追い上げて10−10に追いつき、さらに11−10、12−11とゲームポイントを奪い返す。
このまま最終ゲームに持ち込めば、試合の流れは張本/松島だったが、こちらもあと1点が遠かった。最後はルブラン兄弟の6回目のマッチポイントで決められ、14−12で勝負あり。「このペアは個の力はあるのでラリー力を高めていきたい」と語った張本。一方、このダブルス1試合でWTTファイナルズでの戦いを終えた松島は、「相手のボールも質が高かったけど、もっとフォアハンドで決められるようにしたい。4ゲーム目は正直挽回できると思わなかった。最後は力が入ってしまった」とコメントした。
続いて行われた女子ダブルス準々決勝では、女子シングルスでも勝ち進んでいる銭天一と陳幸同のペアが、鄭怡静/李昱諄を完封。準決勝で佐藤瞳/橋本帆乃香ペアとの対戦が決まった。
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