●女子ダブルス準々決勝
張本美和/木原美悠 3、5、8 金娜英/李恩惠(韓国)
張本/木原ペア、女子ダブルス準々決勝でストレート勝ちを収め、今大会の日本勢で2枚目のメダルが確定!
木原は前回大会の長﨑美柚とのペアでの銅メダルに続く、2大会連続のメダル。そして張本はうれしい世界選手権の個人戦初メダル。「メダルを獲れたこともすごくうれしいですし、大好きな美悠さんと獲れたことがもっとうれしいです」とミックスゾーンで笑顔をほころばせた。
張本/木原、サービス・レシーブから攻撃力で韓国ペアを圧倒
金娜英(右)/李恩惠は1ゲーム目から圧倒され、ペースをつかめず
1ゲーム目から攻撃力で韓国ペアを圧倒した張本/木原。特に木原のサービス・レシーブが冴えた。「前回のダーバンは初出場だったのでめっちゃ緊張していたけど、それを味わったので今回はそこまで緊張していなかった」という木原。抜群の決定力を誇る両ハンドで張本をリードし、張本も「今日は凡ミスが多かった」と言いながら、両ハンドの安定性はさすが。3ゲーム目の10-8のマッチポイントでも、相手ペアの強打に対して木原が後陣から驚異的な返球を見せ、勝利を決めた。その瞬間、抱き合ったふたりはベンチに戻り、日本女子の中澤鋭監督とも歓喜の抱擁を交わした。
ベンチの中澤監督が、ふたりを笑顔で迎えた
「今大会は銅メダル以上を獲りたいという気持ちはもちろん強いし、次の準決勝は本当に簡単には勝てない相手だと思うので、頑張ります」と試合後の木原。準決勝の対戦相手は、王曼昱/蒯曼(中国)とシャオ・マリア/ディアコヌ(スペイン/ルーマニア)の勝者。順当なら中国ペアが勝ち上がってくるだろう。この最大の難関を乗り越えれば、一気に頂点が見えてくる。女子ダブルス準決勝は明後日の24日に行われる。
4戦連続のストレート勝ちでメダル確定。準決勝でも勝利のスマイルを見せてほしい!
ツイート