6月9〜14日にかけてクロアチアで開催された『WTTコンテンダー ザグレブ』。日本からは20人以上の選手が出場し、女子では 張本美和(木下グループ)が女子ダブルスと女子シングルスを制し、見事二冠を達成した。
女子シングルスでは、日本勢がベスト8のうち6人を占める活躍を見せた。その中で第1シードの張本は、準々決勝まで1ゲームも落とさずに勝ち進み、準決勝では今年すでにWTT4大会を制している大藤沙月(ミキハウス)を3-1で下した。
続く決勝では、早田ひな(日本生命)を破って波に乗っていた横井咲桜(ミキハウス)の快進撃を止めた朱雨玲(マカオ)と対戦。張本が3ゲームを連取して優勝に王手をかけるが、朱が粘りを見せて3-3の最終ゲームにもつれ込む。
最終ゲームは序盤から点差をつけられ4-10と、絶体絶命の窮地に追い込まれる。しかし、冷静だった張本は相手のフォアサイドを鋭く攻め続けて8連続得点。土壇場から大逆転を演じ、劇的な優勝を果たした。

勝利の瞬間には、驚いたような表情を見せた張本。WTTシリーズで9度目のタイトルを手にした
男子シングルスでは、予選から勝ち上がった林鐘勳(韓国)が優勝。オフチャロフ(ドイツ)、プツァル(クロアチア)、チウ・ダン(ドイツ)ら欧州の強豪を次々と破り、決勝では安宰賢との韓国勢対決を4-2で制した。呉晙誠(韓国)との男子ダブルスでも頂点に立ち、今大会二冠に輝いた。

国際大会のシングルスでは8年ぶりの優勝となった林鐘勳
日本男子では、 篠塚大登(東都観光バス)のベスト8が最高成績。2回戦では、中国期待の若手・ 温瑞博 をフルゲームの末に破るなど、粘り強い戦いを見せた。

篠塚大登
また、混合ダブルスでは 戸上隼輔(井村屋グループ)/大藤が決勝に進出。 黄鎮廷 / 杜凱琹(香港)にゲームカウント2-0とリードし、優勝まであと1ゲームに迫ったが逆転を許し、惜しくも準優勝となった。

混合ダブルス準優勝:戸上(左)/大藤
なお、各種目入賞者は下記のとおり
〈男子シングルス〉
優勝:林鐘勳(韓国)
準優勝:安宰賢(韓国)
3位:陳垣宇(中国)、チウ・ダン(ドイツ)
ベスト8:篠塚大登(東都観光バス)
〈女子シングルス〉
優勝:張本美和(木下グループ)
準優勝:朱雨玲(マカオ)
3位:大藤沙月、横井咲桜(ともにミキハウス)
ベスト8:佐藤瞳(日本ペイントグループ)、平野美宇(木下グループ)、木原美悠(トップおとめピンポンズ名古屋)
〈男子ダブルス〉
優勝:林鐘勳/呉晙誠(韓国)
準優勝:林詩棟/黄友政(中国)
3位:ガチーナ/バン(クロアチア)、温瑞博/袁励岑(中国)
〈女子ダブルス〉
優勝:張本美和/大藤沙月(木下グループ/ミキハウス)
準優勝:李恩惠/崔孝珠(韓国)
3位:陳熠/蒯曼(中国)、佐藤瞳/芝田沙季(日本ペイントグループ)
ベスト8:木原美悠/平野美宇(トップおとめピンポンズ名古屋/木下グループ)
〈混合ダブルス〉
優勝:黄鎮廷/杜凱琹(香港)
準優勝:戸上隼輔/大藤沙月(井村屋グループ/ミキハウス)
3位:ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)、グリーン/ティンティン・ホ(イングランド)
ベスト8:英田理志/佐藤瞳(岡山リベッツ/日本ペイントグループ)
写真=WTT
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