8月8日からスウェーデン・マルメで開催中の「ヨーロッパスマッシュ」。日本からは男女13選手が参戦しており、シングルス2回戦、ダブルス準々決勝までが終了した。
男子シングルスでは、張本智和(トヨタ自動車)が宇田幸矢(協和キリン)との日本勢対決をストレートで制し、3回戦進出。戸上隼輔(井村屋グループ)は、篠塚大登(東都観光バス)を下して勝ち上がったK.カールソン(スウェーデン)に3-0で勝利した。3回戦では張本と戸上による日本勢対決となる。

ベスト16に進出した張本。2回戦の宇田に続き、3回戦でも日本勢対決となる
第2シードの松島輝空(個人)は、馮翊新(チャイニーズタイペイ)との接戦をゲームオールの末に制して3回戦へ。一方、吉村真晴(SCOグループ)はカルデラノ(ブラジル)に1-1で迎えた勝負どころの3ゲーム目をジュースで落とし、1-3で敗れた。
そのほか、地元欧州勢の奮闘も光っている。グルーツ(デンマーク)は林昀儒(チャイニーズタイペイ)、プツァル(クロアチア)は張禹珍(韓国)、ラーネフール(スウェーデン)は温瑞博(中国)をそれぞれ破り、ベスト16入りを果たしている。

自国開催で快進撃を見せているラーネフール
女子シングルスでは張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)、大藤沙月(ミキハウス)、長﨑美柚(木下グループ)、木原美悠(トップおとめピンポンズ名古屋)の5選手が3回戦に進出した。
なかでも木原は、先日のWTTチャンピオンズ横浜で決勝に進出した陳幸同(中国)をゲームオールの末に破る金星をあげた。

陳幸同を破り、笑顔でベンチに戻る木原。次戦の相手は石洵瑶と、中国勢との対戦が続く
一方、橋本帆乃香(デンソー)は、世界ランキング69位の18歳、彭郁涵(チャイニーズタイペイ)に1-3で敗れ、2回戦敗退となった。
橋本を破った彭郁涵はラケットを頻繁に反転させながら表ソフトとアンチスピンラバーを使い分ける独特なプレースタイルで、5月の世界選手権(団体戦)でもスッチ(ルーマニア)を破るなど、頭角を現していた選手。今大会でも予選で倪夏蓮(ルクセンブルク)、本戦1回戦でパヴァデ(フランス)を破り、さらに橋本も下して勢いに乗っている。

独創的なプレーで快進撃を見せている彭郁涵

上位進出を狙うも、2回戦敗退となった橋本
男子ダブルスでは、戸上/篠塚が呉晙誠/林鐘勳(韓国)との接戦を制し、準決勝進出。2-2で迎えた最終ゲームでは7-4とリードしながら逆転を許し、8-10とマッチポイントを握られたが、そこから4点連取で勝利。土壇場で勝負強さを発揮し、4強入りを決めた。

土壇場での勝負強さが光った戸上(左)/篠塚
女子ダブルスでは、長﨑/金娜英(韓国)、張本美和/早田がそれぞれサマラ/スッチ(ルーマニア)、王芸迪/陳熠(中国)を下してともに準決勝進出。混合ダブルスでは、A.ルブラン(フランス)/大藤が林詩棟/蒯曼(中国)に0-3で敗れ、ベスト8で戦いを終えた。
なお、各種目で勝ち残っている日本勢の今後の試合予定は下記のとおり(すべて日本時間)。
〈男子シングルス〉
25:35〜 松島輝空 vs. 周啓豪(中国)
27:05〜 張本智和 vs. 戸上隼輔
〈女子シングルス〉
19:35〜 早田ひな vs. 申裕斌(韓国)
19:35〜 張本美和 vs. ハン・イン(ドイツ)
20:20〜 大藤沙月 vs. 王芸迪(中国)
21:05〜 木原美悠 vs. 石洵瑶(中国)
25:35〜 長﨑美柚 vs. 彭郁涵(チャイニーズタイペイ)
〈男子ダブルス〉
25:00〜 戸上隼輔/篠塚大登 vs. 黃鎮廷 /陳顥樺(香港)
〈女子ダブルス〉
22:35〜 張本美和/早田ひな vs. 長﨑美柚/金娜英(韓国)
写真提供:WTT
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