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同士打ちの決勝。会場の声援は0対100のアウェイゲームの中、林詩棟/蒯曼がアジア王者を手にする

アジア競技大会、9月26日の最終試合は混合ダブルスの決勝が行われた。無敵のペア、王楚欽/孫穎莎(中国)に立ち向かったのは後輩の林詩棟/蒯曼(中国)。

会場のスカイホール豊田は大勢の観客が訪れたが、そのほとんどが中国人の女性たち。王楚欽/孫穎莎への声援が1点ずつ鳴り響く中で、林詩棟/蒯曼への声援は一度もないというアウェイ状態の中、後輩ペアの林詩棟/蒯曼が効率の良いコンビネーションで、絶対王者に君臨する先輩ペアを各ゲームとも競り合いながらストレートで破り、アジア王者の称号を手にした。

同士打ちを制した林詩棟/蒯曼

 

【混合ダブルス】●決勝

林詩棟/蒯曼(中国) 9、11、9、9 王楚欽/孫穎莎(中国)

 

各ゲームともギリギリの攻防が続いたが、林詩棟/蒯曼はラリーでの効率の良さが光り、その点で王楚欽/孫穎莎をわずかに上回った。蒯曼が台にピタリとついて両ハンドで早いタイミングでコースを突くと、ひと試合前の松島輝空とのシングルスで覚醒した林詩棟が、台からやや距離を取りながら、真ん中に立って両ハンドドライブをぶん回した。大きく動きながら戦う王楚欽/孫穎莎に対して、林詩棟/蒯曼は左右ペアの特徴を活かして、効率の良い点の取り方をしていた。

また、王楚欽の強烈なチキータレシーブを蒯曼が回り込んでフォアドライブで狙い打って得点するシーンも多く、他ペアの女子選手が苦にする王楚欽の打球を蒯曼が狙い打っていったことも大きな勝因になっていた。

優勝候補筆頭の王楚欽/孫穎莎だったが決勝で僅差で敗れた

 

アジア王者に輝いた林詩棟/蒯曼だが、表彰台では笑顔を見せなかった

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