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【アジア競技大会】張本美和は王曼昱に敗れ女子シングルス銅メダル。「結果としても自分の感覚としても相手は本当に強かった」

アジア競技大会・卓球競技、女子シングルス準決勝第1試合は、日本の張本美和と中国の王曼昱が激突。団体決勝2番の再戦となった。

1ゲーム目は中盤まで競り合いながら8-11で落とした張本。2ゲーム目は出足から離され、4-11とワンサイドの展開で失う。
3ゲーム目、9-5とリードしたところから9-8とされた張本はタイムアウト。しかし、次の1本で王曼昱が素晴らしいカウンターで9-9。さらに鉄壁のディフェンスで9-10とされたが、張本も意地のストレートへのバックハンド攻撃で10-10に追いつく。だが、さすがは現世界ランキング1位の王曼昱。左右に振られてもミドルを突かれても崩れず、最後は張本のバックハンドがオーバーとなって10-12で落とし、ゲームカウント0-3と追い詰められた。
4ゲーム目は前半を6-3とリードした張本だったが、6-7と逆転を許す。しかし、その後9-8と再びリードを奪った張本は、10-9から逆チキータで王曼昱のミスを誘い、11-9と1ゲームを返すことに成功した。
しかし、これで王曼昱の闘争本能に1段上のスイッチが入ったか。5ゲーム目は張本の1-0リードから8本連取で1-9。4-9まで張本が追い上げたところで王曼昱はタイムアウトを取り、最後は6-11で張本を振り切った。

2026年5月の世界卓球団体戦では王曼昱から初勝利をあげ、いよいよ実力的に肩を並べたかに思えた張本だったが、今回は完敗。女王・中国の壁がまだまだ高いことを思い知らされた一戦となった。

●女子シングルス準決勝 第1試合
王曼昱(中国) 8、4、10、-9、6 張本美和(日本)

◎試合後の張本美和のコメント
「実際に戦ってみて、結果としても自分の感覚としても相手は本当に強かったですし、完敗だったと感じています。(王曼昱は)バックハンドだけでなくフォアハンドも非常に強烈で自信を持って攻め込まれたため、前回は互角に近い形で戦えていたラリーでも優位に立つことができず、サービス・レシーブや3・4球目の攻撃でも打開策が見出せませんでした。
実力面ではまだまだ足りないと、自分の現在地を知ることができたのは良かったですし、成長できた部分もありました。相手が対策してきた時に、私自身がもう一段階上のプレーを見せられるようになるには、とにかく『練習のみ』だと思っています」

逆チキータなど変化技も入れて必死の抵抗を見せた張本美和だったが、王曼昱の強さは揺るがなかった

王曼昱のボールはいつにも増して回転量が多かったように見えた。心身ともに充実したプレーぶりだった

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