卓球王国 2024年11月21日 発売
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今月は英田理志の攻撃技術特集。8の字打法に楕円打法、そしてバックスイングを“取ったつもり”で打つ

攻撃はではない。ドライブで使う力は、例えば歩くこと、ジョギングするのと変わらない程度の力

 

この言葉がまず衝撃的だった。

カットマンとしては全日本で松下浩二以来のベスト8入りを果たした英田理志。

そのプレースタイルは、攻撃7割:カット3割のオールラウンダー。

攻撃技術にも定評があり、両ハンドドライブ、カウンター、引き合いなど、すべての技術が秀でている。

その英田が「攻撃には力は必要ない」と言うのだ。

 

 まず卓球の打法、特に攻撃技術において、力で飛ばそうとしている人が多くいます。スピードを出すために、回転をかけるために、とにかく力を入れて打ってしまうのは良いとは言えません。

 私はボールへの当て方と体の使い方が合っていれば、力は最小限で良いと思います。「どれくらい力を入れて打っていますか?」と聞かれることがありますが、いつも「力はほとんど入れていません」と答えます。例えるならば、歩いたり、ジョギングしたりするのと同じくらいの力です。それくらいリラックスして打っています。に力が入ってしまうとボールは走らないし、安定もしません。

 その代わり、体の動き、ラケットの動き、スイングは細かくチェックして、ミスをしたらすぐに確認します。力に頼ったスイングでは、ミスの原因がわかりにくく、試合の中で修正がききません。

 

確かな理論と打法を駆使している英田理志。

卓球王国6月号では、彼の攻撃技術である、

対下回転の8の字打法、対上回転の楕円打法について紹介。

 

 

必見なのは「バックスイングを取ったつもりで打つ」という考えだ。

カットマンだけでなく、攻撃型もぜひ参考にしてほしい

 

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